即効、ファーストアルバムをゲット。
すばらしく入りやすいアルバムです。
まだまだ荒削りな部分もありますけど、
若さでぐいぐい押している感じがして、
今のGOGOとはちょっと違うかも知れませんね。
正直とてもパワフルです。
「ジェットにんじん」「ゆげ」でぐっと心をわしづかみにされ、
「太陽」がノスタルジックな雰囲気をかもし出し、
「こいのうた」で泣き、ラストスパートで燃え上がる、、、みたいな。
ずっと聴いていて飽きないですね。
けっこう日本のアーチストに影響されているんじゃないか?って思います。
チャゲ&飛鳥、相川七瀬、JUDYANDMARY、椎名林檎あたりの旋律が
思い浮かべられそうな感じです。
非常にpop!!
今の日本では、何不自由無く暮らせるし、食べるのに困るなんてことも
ないですよね。だけど何か息苦しい、自由だからこそ、どこに向かって
いいのか分からない。今の若者たちはそんな行き場のない
怒りや不安を抱えているんじゃないかと思うのですが、
アッコの詞はそれを上手く表現できてるなーと思いました。
これらの曲から見える怒りには、その対象や方向性が見当たりませんが、
それがかえってリアルに聞こえます。
多少ひねくれ気味の詞が、また、少しもかわいこぶらない
ユウの歌声で更に説得力を増して響いてきます。
…とまあ色々書きましたが、とにかく、GOGOの中でもこのアルバムは
傑作だと思います。彼女達からたくさんパワーをもらいました(^^)