白くて、ぽっこり丸い赤ちゃんのくつが、1足。「ぱた ぱた」歩いて、さんぽにおでかけ。「ぱたぱたぱたぱた」と走ったり、つまさきで「とん とん とん」と飛びはねてみたり…。ころんでも、だいじょうぶ。ひとりで起きよう、「ほら できた」。
くつを履いているはずの赤ちゃんの姿は描かれておらず、くつだけが、走ったり飛んだりする、ちょっと不思議な雰囲気。その分、くつが変化する様子がていねいに描かれていく。表紙の、ぱりっとしたくつの黄色いヒモは、ほどけたまま。表紙をめくれば、ヒモは結ばれていて、出発の準備は万端。転んだ後、起き上がろうとするくつにはしわがよって、ゆがみ、赤ちゃんがしっかり力を入れている様子が目にうかぶ。そして、おさんぽを終えたくつは、くたっとやわらかく、お疲れさま、と声をかけたくなる風情だ。歩き始めたばかりの赤ちゃんに、おさんぽの前にも、後にも、読んであげたい。
著者は『はじめてのおつかい』、『こんとあき』の林明子。本書はロングセラー『くつくつあるけのほん』シリーズの1冊。0歳から。(門倉紫麻)
かわいいくつさん、どこまでいくのかな
★★★★★
黄色いひもつきの白い小さな靴が、草地を思わせるしぶいグリーンと、青い空とさわやかな空気を想像させる青の画面を、元気に「さんぽにおでかけ」。
走 ったり、「とんとん」「ぴょんぴょん」とんだりはねたり……。登場するのは靴だけのなのに、いっしょにおさんぽしている気分! 男の子でも女の子でもはける、靴の色がとてもいいと思います。「ころんじゃった」り、「ぐーぐーぐー」と眠るところにも、とても安心感があり、お出かけにもちょうどよい大きさの本です。
いい反応
★★★★★
一歳になってから、この本に対する反応がとてもよくなりました。
ちょっとだけ歩けるようになって、
自分でも靴をはくようになったからかな?
絵も文章もシンプルですが、
「ぴょんぴょん」という言葉に合わせて絵本を動かしたり、
こけた場面で「いたたたたー」と本を倒したりすると
娘は大喜び。
とてもいい笑顔で絵本を見ています。
林明子さんの絵本はどれもおすすめです。
子供は、でてこなくても
★★★★★
くつくつあるけと言う題のとおり、くつのみが演出してくれてます。
じょうずにわかりやすく、音や、くつの動きで子供の動きを
あらわしていると思いました。
くつだけなのに自分の子が、はっているかのような想像ができて、
おもしろかったです。
「今、走ってるね」「どこに行こうか」なんて言いながら読んであげると
楽しいですよ。
最後のページをみてもらうと、そうそう、うちの子も、こうなるよね!!
なんて思うと思います。
「ぐーぐーぐー」なんですけどね。
くつが、くたびれたァーって感じが、「クスッ」としてしまいました。
0歳から
★★★★★
林さんの、あかちゃんの本の4冊セットの中に入っていた絵本です。
正直、他の3冊はかわいいけど、これはなんだか地味だな〜と思いつつ
当時0歳だった娘に読み聞かせてみたら、一番反応があってびっくり。
くつしか出てこないし、色も暗めで、全体的にシンプルなのですが
くつがリズミカルに動き、ぴょんぴょん、とか、とんとん、とか
擬音が多いところが娘の興味をひいたようです。
とくに、よいしょ、どっこいしょ、というページがお気に入りでした。
歩き始めた頃のお子さんにおすすめ。
出産のお祝いにもおすすめです。
歩き始めのお子さんに
★★★★☆
靴を嫌がる息子にこの本を読んだら、履いてくれるようになりました。音のリズムが楽しめる本です。
ポラ~ノのひろば
★★★★★
林明子・作 1986年6月発行のロングセラーです。出産のお祝いに、誕生日のプレゼントに最適!
トコノマ本店
★★★☆☆
とっても真面目な印象をうける絵本。色も落ち着いたクラシックな雰囲気。靴が色々動作をしていて それを見て履いている赤ちゃんを連想させる絵本。想像する面白さをくれる。
えるた&どれみ
★★★★★
くつもやっぱり身近なもののひとつ。くつが、あるいたり、とんだり、はねたり、まるで自分も一緒のきもちになります。
四年生は本の虫
★★★★★
歩きはじめにぴったりの本です。かわいい靴がひとりでおでかけ。ぴょんぴょん飛ぶ場面では一緒に飛んだり、一緒にこけたり。靴と一緒に、身体が自然に動きます。とってもリズムが良い本です。 by Pちゃん
てくてく
★★★★★
あかちゃん絵本の定番です。
くつがあるいたり、とんだりと、くつしか出てきませんが、自分の足で歩く楽しさが伝わる絵本だと思います。
『おつきさまこんばんわ』『きゅっきゅっきゅっ』『おててがでたよ』とセットでも販売しています。
どれも、あかちゃんに言葉や生活の楽しみを覚えてもらうのには、適していると思います。
Tree Stump
★★★★★
くつに興味を持ち始めたときによんであげると、とても喜ぶ!と思います。
ウラー!!(万歳)
★★★★☆
くつが右足左足、とことこあるきます。まるで靴も歩けて嬉しいかのように。靴を履く赤ちゃんが目に浮かぶ。林明子の暖かいくつの色合いがいい。くつひももいい。1才くらいから
ヤンごとなきチェックの絵本屋
★★★★★
くつくつあるけ。
青と緑の背景のすがすがしさ、そしてくつの黄色がずばぬけて美しい、ハハのひとめぼれ赤ちゃん絵本。
優しい言葉たちも耳に心地よく、何もかも好きです。
ネッササリー
★★★★★
1歳になったころから何度も何度も繰り返しせがまれた本。実際歩き始めたころで靴に大変興味あるころ。言葉の連呼も面白い。他のシリーズもぜひ手元におきたい
ねこまねき書店
★★★★☆
かわいいくつが歩いたり、走ったり、ジャンプしたり。息子はこの本を見つけると「くっく!」と言って、自分の靴を持ってきます。
絵本屋しあわせやおかん
★★★★★
歩いてほしい気持ちがいっぱいになっているあなたへ!たのしく「歩こう!」を促す絵本。どんな時も楽しく子育てしたいものですね。期待しずぎに注意。ゆっくりあせらず行きましょう。
絵本屋しあわせやおかん
★★★★☆
すばらしい発想だと感動します。なんだかくつをじーっと見つめる姫の姿があいらしかったです。あたいの赤い靴飛ぶかしら???
U-chan書店
★★★★☆
4冊セットの中の一冊。くつがひとり(?)でおさんぽ。走ったり、とんでみたり。ひっくりかえっても、ちゃんとひとりでおきるよ。歩き始めの赤ちゃんに喜ばれるほんです。
絵本で作る子供のくに
★★★★★
くつがよちよちと歩きます。まるで、歩き初めの赤ちゃんみたいです。くつだけで歩いているところがなんともこどもの興味をそそるのではないでしょうか。お薦め。【★1歳くらいのお子様から★】
センチメンタル7畳一間
★★★☆☆
くつがぱたぱた、あるきだしたよ。次は何をするのかな?
からふる・ぱれっと
★★★★☆
赤ちゃん向けの絵本ですが、可愛くて大好きです。クツがトコトコと歩き、躓き、紐がほどけて結んでみたり、まさに赤ちゃんの足が歩いている様子。赤ちゃんへのプレゼントにもいいですね。
ふらふら堂
★★★★☆
くつが主人公。でも履いてる子供が見えるかのようです。
ぴょたの書
★★★★★
娘がとっても大好きな本です。くつのお散歩がとても楽しそうです
天使のほおづえ
★★★★★
「くつくつあるけのほん」というシリーズの中の一冊。他の三冊もおすすめです。『くつ』と一緒に子供もあるいたり跳ねたり、最後はねんね。