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7SEEDS 9 (フラワーコミックスアルファ)

価格: ¥420
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
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安居〜〜 ★★★★★
ついに全てのチームの話が出そろいました。
特別に訓練されたエリートチームが一番に解凍されなかったのは
こんな危険因子をもっていたから!?

7巻のはじめの頃の学校生活からは想像がつかない辛いエンディングです。


この後10巻、11巻は隕石が落ちてシェルターにて生きていた人々の話が中心となりますのでセットで買いましょう。
心が痛むが文句無しに面白い ★★★★★
過酷なサバイバルを勝ち抜いた7人。

最後にみんながみせる表情が本当に痛い。あゆ、虹子、凉が頑なに自分の心を閉ざし、他人と絆を作らないようにしていた事の意味が、安居、源五郎、小瑠璃、鷭との表情の違いで分かります。
絆を作った人たちの精神的ダメージははかりしれません。
だけど、未来に行って、それをどうにか乗り越えて行ってほしいと思います。

凉はなんとなく、そんなに頑なでもなかったなぁ、とも思いますが。
凉は茂が自分でロープを切ったことをわかっていて、あえて自分がロープを切って茂を見捨て、殺したと思わせて安居の罪の意識を軽くしようとしたのでしょう。
自分が憎まれても構わなかったんでしょうね。ここらへんが、まぁ、凉は安居が好きなのかな、なんとおもったり。
結局、安居の怒りは貴士や要や卯浪に向かいましたが。

にしても、貴士の自分の娘に対してはあんなことは出来ない、にはちょっとやられました。そりゃ、実の娘だもん、だけど…やっぱ酷すぎるよ。
まだ要の方が現状をよく理解していたような。

貴士は花が未来で自分の娘だと夏Aのメンバーにわかってしまったらどんな目にあうか、少しも考えなかったんだろうか?

要が未来に行くことにした理由はまだ分かる。要は曲がりなりにも、夏Aを気に掛けていたのかもしれません、特に安居のことを。
種製造学校編:終了 ★★★★☆
終わった。

最初にこの夏Aチームの話しになった時のあの唐突な始まり方。1話で終わるのかと思っていた。まさか1話はないが、作者としても「思ったより長くなった」のだそうだ
(あとがきより)

とにかく暗澹たる話。冬チームも最初から血が流れたが、最後は美しい友情と犠牲。
これはその逆。最初は可愛い子供たち。そして、.この巻で終わった彼らの血で血を洗う戦い。だが、テストが終わった者たちの絶望の表情。
果たして彼らは未来で「生き延びよう」とするだろうか?

こんなにきつい救いの無いエピソードでも、7seedsプロジェクトの全貌のためには必要だったということだろう。逆に書き抜いた作者に敬意を感じる。
現在本誌で連載中のストーリーとリンクするところもあり、ますます目が離せない!
残酷な描写 ★★★★☆
精神的にかなりクる9巻。読後は暗澹たる気分になります。
夏Aチームの選抜は、8巻で予想していた物よりかなり過酷で、この上なく残酷。
正直、こういった精神的ダメージの大きすぎる選抜は無意味のような気が。
体力・知力・生命力に優れていても、精神=脳をやられてはしょうがないというか・・・
それとも、精神的ダメージに鈍感になるために過酷な目に遭わせているのだろうか。
見たままにとればいいのか、裏を読みたくなる展開です。

もともと設定にかなりの無理があるとは思うので、加えて更なる「それはありえないだろう」という部分があると
だんだんついていくのにしんどさを感じる。ものの、センセーショナルで衝撃的な画で読者を引き込ませる力はさすが。

花の出自や、要の素性も明らかになり、ますます続きが気になるマンガです。
待ちに待ってまた待つ。 ★★★★★
夏のチームのメンバーがいよいよ決定したわけですが、なんというか…この巻は切ないの一言に尽きます。
彼らの未来が少しでも絶望から切り離されていってくれるものであって欲しいと願うばかりです。

それにしてもストーリー性は勿論ながら田村先生の画力には毎度の事ながら感服です。
決定した7人のメンバーの表情とそれを見つめる要の表情にそれぞれの心情が痛いほど伝わってきますね。
私も鳥肌立ちました。

因みに春のチームの章も一つ入ってます。こちらも新巻さんがちょっと切ない…。
なにはともあれ、次巻が待ち遠しくてなりません。