星界シリーズの諸設定をわかりやすく解説
★★★★☆
本書では星界シリーズの主要登場人物の会話といった形で星界シリーズの諸設定がわかりやすく解説がなされており、星界シリーズを読み始めてまもない初心者の方でも理解出来る構成になっています。また設定解説のみならず、アーヴ語の入門講座や人物辞典、用語辞典さらには「戦旗2」以降のアニメのダイジェストなども掲載されており、「マスターガイドブック」の名にふさわしい内容でもあります。
星界シリーズは「紋章」、「戦旗」それぞれの読本やアニメのフィルムブックなどを含めれば肝心の本編よりも関連書籍の方が多く出されている様にも感じられます。同じ早川から刊行されている翻訳出版されている「ペリー・ローダン」シリーズが2006年5月現在320巻以上刊行されていながら入手可能な副読本であるハンドブックが2冊しか出ていないのに対し、本編がまだ7冊しか出ていない星界シリーズが関連書籍ばかり出されるのには不満が残ります。確かに内容をおさらいしたり忘れていた所を思い出す上ではこういった類のガイドブックは有益ですが、星界ファンとしての要望は本編である小説の新作が一日でも早く刊行される事であると思います。
「紋章」の第1巻初版が刊行されて今年でちょうど10年となりますので、原作である小説のストーリーがきちんと進展していく事を期待するばかりです。
書名どうりガイドブック
★★★☆☆
本編がなかなか出版されないかわりに、関連本ばかりがあふれてくる星界シリーズですが、これもその1冊です。
アニメが進行中だから出版されるのかなあ。
登場人物が語り手となり、その世界観について解説するという体裁を取っていますが、早川書房編集部編ということからも想像できるとうり、作者森岡浩之が書いたものではありません。
もちろん、元となった資料は作者より提供されているとは思います。
人名辞典等もついていますので、忘れてしまいそうな過去の内容を思い出すには便利かもしれません。
本編(小説)は非常に面白く、良い作品だと思うのですが、関連本ばかり読まされては堪らないというのが正直な気持ちです。
星界ガイドブックですね
★★★☆☆
ねむい目をこすりつつ本屋へ!
マスターブックが、値段も高くないので思わず購入!
星界シリーズの世界観を分かりやすく解説したガイドブックですね。
アニメが原作よりも一足先に進んでいます。
早く新しい原作をよみたいものです。