本も薄いが、内容も薄い
★★★☆☆
清水草一、小沢コージといった、中堅若手ライター5人との対談をまとめたものである。
若手ライター達がリアルタイムとして知らない、昔話が多い。
その気になって読めば、1時間で読んでしまえるボリュームだろうか。
『間違いだらけ〜』以外の、徳大寺氏の著書を多く読んでいる読者なら既出の話題も多い。
昔話という事で言えば、『ぼくの日本自動車史』という傑作がある。
内容から言えば『ぼくの日本自動車史』の1,890円という価格は、破格と言って良いほどの価値があったが、こちらはだいぶ割高だと思う。
徳大寺氏の最近が、特に気になる人のみ買えば良いだろうか。