内容は、わかりやすく　大変見やすい本です。
ただ、色んなこの手の本が出ていますので、変わり映えはしなく　ありきたりの内容・・・といった印象です。

ホシノ酵母使用でしたので、それも残念なところでした。
（ホシノに興味がないので）

初心者のかたには、高橋雅子さんのものより文字が少なく、混乱せず、わかりやすいかと思いますよ！

美味しいパン屋が近くになく、ひとり暮らしにホームベーカリーを導入して１年。
ホームベーカリーはとても有用ですが、時々成形パンが焼きたくなるのです。
でも、勤め人にとって発酵時間のタイミングや、捏ねのエネルギーを考えると面倒で、なかなかできませんでした。

この本の手順は、
１）１〜２日かけて天然酵母を仕込む
２）天然酵母と強力粉･水をざっくり混ぜて３〜４時間放置して中種を作る
３）更に強力粉・塩･砂糖を足して２〜３分捏ねる→生地完成！
４）生地を冷蔵庫に入れて６〜２４時間放置（一次発酵）
５）成形して、二次発酵（４０〜５０分）させて、２０分焼く

捏ねは２，３分。しかも力入れなくて良い。
一次発酵は６〜２４時間のうちなら好きな時間でＯＫ。

敬遠してた理由を全てクリアしているのです。
天然酵母はもう用意してあったので昨日本を買って、帰宅後さっそく仕込んで今朝焼き上げました。
基礎のプチパンをプレーン、レーズン、さつまいも、かぼちゃの四種にアレンジし、
４０分の二次発酵時間のうちにベランダガーデニングの世話と洗濯に活用。
ベランダで採れたフレッシュハーブのハーブティーと、贅沢なブランチをいただきました。
事情により、日頃動物性のものは食べないようにしているのですが、強力粉の一部を全粒粉にし、バターを植物油に変えても美味しくできたので、今後も自己流にアレンジして作っていきます。
いろいろな生活パターンに合わせた例が載っているのも参考になりました。

コネ時間も短くしかも冷蔵発酵なので時間も厳しくなさそうな方法だということに惹かれて本屋さんで購入してみました。

冷蔵庫に購入して一年･･･しかも開封済みのホシノ酵母があり、果たして大丈夫なのかと試しにプチパンを作ってみました。本当に簡単・・・。生地がべちゃべちゃで成型も適当でした。こんな扱い方でいいのかしらと不安になりながら焼いてみたところ、とてもいい匂いでふっくらと本当においしいパンが焼けました。

こんなに簡単でいいんだ･･･!!! 驚きです。
昔、パン教室でホシノ酵母のパンを作りましたが、もっとしっかりとこねて時間も温度もちゃんと管理してなんだかめんどくさかったのに。これでいいんですかぁ？？

この作り方なら無理なくおいしいパンが焼けそうです。今度は食パンにチャレンジしてみます。本当においしかったです。プチパン８個がすぐに完食でした。

スタイリングのセンスのよさに引かれて、著者の1冊目の本もすでに持っていました。
でも、こちらの本だけではどうしてもうまく焼くことができませんでした。
本のとおりに作っても、目が詰まった生焼けのような食感のパンができてしまうのです・・・。
何度焼いてもおいしいとは思えず、
それに懲りてしまって、この本でしばらくパンは焼いていませんでした。
しかし、新刊を本屋で手にとってみると、1冊目よりもより詳しい中種の作り方が書いてあり、
私の場合は発酵不足だったということがわかりました。
1冊目では3,4時間が目安だった中種の発酵具合も、
2冊目ではきちんと写真入りで、時間よりも中種の発酵状態を重視する方法となり、
随分わかりやすくなっています。
そこで早速本を購入し、このとおりに作ったところ、初めてうまくいきました。
出来上がったのは、もちもちふわふわのおいしいパンでした。
konaパンがこんなにおいしかったなんて！
これからは著者のレシピで色々挑戦してみようと思います。
　
2冊目だけでは確かにレシピ数が少ないと思うので、
著者の1冊目も持っていれば尚良いと思います。
ただ、1冊目は絶版となっているようで、本当に残念です・・・。
図書館などで借りられると良いかと思います。

焼き上がったパンの写真だけでなく
作る工程の写真も掲載されているので
とてもわかりやすく思ったとおりに焼きあがります。
BASICのプチパンから始めて毎日のように
焼いていますが
どのパンも味のバランスがとてもよく感動です。
使っている食器やクロスもオシャレで
見る本としても楽しめます。