驚きの「天下り法人リスト」! 早く公務員改革を進めなければならない。
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こういう本が出版されたこと自体がすばらしい。
前半100頁で官僚組織の実態を説明し、
後半の250頁は、なんと天下り法人のリストとなっていて、
天下りの人数、補助金額、随意契約比率などが公開されている。
官僚組織はピラミッド型だから、年齢が上がるにつれて
外へ出される人が必ず発生する。その時、残れなかった代わりに
残った人よりも高い給料と、黒塗りの車と、個室が与えられること
になっているのだ。(時代錯誤的だが、本人たちは真剣だ)
そのために、これだけの外郭団体をつくっては、
せっせと税金を投入しているのだ。事業仕分けで
必死に抵抗していたが、それは国民のためではなく、
自分たちのためだったのか、と疑うのは当然だろう。
早く公務員改革を進め、税金の無駄遣いをやめさせて欲しい。