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天下り“ゾンビ” 法人 「事業仕分け」でも生き残る利権のからくり

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 朝日新聞出版
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天下りビギナーにもオススメ ★★★★☆
 朝日新聞記者(前・アエラ記者)がまとめた好著。天下り天下りというけれど、どうしてそれが生まれるのか、なじみの薄い「独立行政法人」「公益法人」がどうして天下り先となるのか、官僚たちがなにを企んでいるのかが、わかりやすく書かれている。
 事業仕分けの議論や筆者自身の突撃取材など、具体例やチャート、イラストが多く散りばめてあるため、類書に比べて読み安い。これまでの改革の歴史もわかる。天下り問題になじみのない人も、教科書がわりに使えるのでは。
 民主党の限界についても指摘。事業仕分けが人気取りにしかならなくなっている今、最終章で登場する大学教授が言う「都合のいいところだけ整える庭師」という例えは、的を得ているのではないか。
面白い! ★★★★★
今までよくわからなかった天下りの実態が、具体例盛りだくさんでとてもわかりやすく解説されている。
正確に書くこととやさしく書くこと、この二つを両立するのはとても難しいことだと思うが、見事にそれをやっている。
ただ面白おかしく批判して終わりというのではなく、これでもかこれでもかと本質に迫る「しつこさ」には驚いた。
一日も早くこういうゾンビ法人を一掃してもらいたいが、民主党にそれができるのか、この本を読むととても不安になってくる。
私たちが、もっと厳しく監視して声を上げていかなければいけないと思った。