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世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまで

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: エンターブレイン
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中・高校生の予習・復習に最適!  経済学的な考え方を確認できる! ★★★★★
一読したところ、もちろん、決定的な誤りはないようです。
多くの方が指摘している様に、「学術的に厳密な分析や情報の提供を目的とする」のではなく、「日常的な事象を、経済学的に説明し、考え、結びつける、ための「考え方の筋道」」を読者に体験させるために、複雑で広範囲にわたる経済学の諸問題を思い切ってシンプルに整理し、イメージしやすく工夫された構成になっている」という点で、大変優れていると思います。 
学生にとっての「入門書、参考書」としても、社会人にとっての「考え方の再確認」としても、損はしない一冊です。
特に、中・高校生にとっても理解を確認するために一読してほしい。
高校の教科書の内容の知識で2〜3時間で読めるはずです。
逆に、す〜っと読めない場合は、体系的な理解ができていない箇所を発見できるので、そこの理解を深めて再度、読んでみて「全体像がつかめるイメージ」が得られるようにすると良いでしょう。
あと、とるに足らない指摘をあえてするとすると、土地の価格決定に関するテーマの箇所は、他の方のご指摘もある様に、やや読者の誤解を招いてしまいかねない記述もあるのですが、この部分も、逆に「本質的な理解」という意味では、実はこの読み方、筋の理解、は、「あり」なのだろうと思います。 著者は、おそらく、そのあたりも考慮したうえで、全体のつながりのなかで、この説明の仕方を選択されたのではないかと推測します。

文章や、図等も大変わかりやすく、日常生活に引きつけて理解できる良書だと思います
!☆☆☆☆
合理性とは・・・ ★★★★★
経済学を支える諸前提について、学ぶことができるいい本でした。
飯田泰之先生の「差別化戦略(p179)」には公共性がある(笑)。
私の場合、特に蒙を啓かれたのは、「合理性」という概念についてです。
ずっと気になっていた疑問が氷解し、感謝する次第です。

「自分と価値基準がかけ離れていて、
ついつい「バカな人だ」と思ってしまう人があらわれたとしたら、
その人はビジネスの相手として得な相手であることを意味してるんだ。
「"合理的な人間" なんて現実には存在していないから、
経済学は間違っている」と言う人は、経済学が、
さまざまな人々の思惑(=個性)までをもその理論の中に含有していることを知らないだけなんだ(p042)」

「自分から見て「理解できない人」を見たら、
そこに大きなビジネスチャンスが眠っていることに気がつかなくちゃいけないんだ(p042)」
 ←「人は(希少性の下で、インセンティブに従い)合理的に動いている(p041)」

さまざまな人々の思惑 = "損得" 感情 ← インセンティブ
「人々・・・は、インセンティブにもとづいて損か得かを比べながら行動する(p017)」
  ↓
「人が希少なものを前にし、インセンティブに従って行動すると、ノーフリーランチな状況が出現。
そのため、いい思いをするためにはなんらかの対価が必要。=トレードオフ条件の成立(p023)」

不合理な状況(フリーランチ)は、あくまでも過渡的なものにすぎないという合理・・・。
日本経済を救うための指南書 ★★★★★
とにかく分かりやすく、かつ深く、役に立ちます。経済学入門書としては最適です。

経済学を知らないと値引きによるデフレ競争で疲れてしまったり、よかれと思ってやった善意が結果的に周りの人を不幸にする可能性さえあり、すべてのビジネスパーソンが最低限の知識を学ぶべきです。

また本書を読むことで日本の経済問題とその対処法がよく分かります。
今の日本経済は本当は実力があるのに、その力を発揮できていない「ギャップ型の不況」である。
「日本では、ギャップを解消するための安定化政策が必要だったときに、ギャップを埋めるための財政政策や金融政策が行われなかった。これが現在の日本経済苦境の原因ではないかというのが僕の解釈だよ。132頁」

日銀がデフレを終わらせる金融政策を行うことが必要だということです。
「日本経済復活のための第1歩は、正しい政策を掲げ、理念のしっかりした政治家に投票すること 249頁」

本書を読み、第一歩を踏み出したいと思いました。
大絶賛するほどでも・・・ ★★★☆☆
気鋭の経済学者による経済学の超入門書。
できる限りわかりやすく説明しようという意気込みが感じられます。
ただし、そういった類の本は多いので、本書は最近のトピックに合わせただけとも言え、少し経済学
を知っている人には物足りないと思います。マクロ経済が専門なのか、特にミクロや経営分野は物足りない。

たとえばP173の株・土地はインフレに強いという説明で、分子の予想配当が上昇し、分母の利回り
は小さくなるので上昇するとの説明。あたかも分子・分母の両方から急上昇するかのように読めるが、
分母の利回りもインフレ率を加味した名目であり、数値は大きくなるから実質価値は変わらないはず。
(つまり資産価格はインフレ分だけ上昇するに過ぎない。)
P238のインフレ・ターゲットもリフレ派の我田引水のいつもの展開で、もういいって感じ。初心者
向けなら反対意見も論点として併記するべきだと思う。いくら勝間さんの推薦があっても3点にしました。
記述の間違いでは? ★☆☆☆☆
他の方もいっているが、P62の図は間違いではないか。

間違いだとしたら、ずいぶんとひどい間違いだ。こっちは経済がわからないからこそ買って読んでるわけだから。

おかげであぶなくて先が読めなくなった。だから今の若い連中が書く本はあてにならねえんだよな。