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ベクトル解析―力学の理解のために (数学選書 (2))
価格: ¥5,145
カテゴリ:
単行本
ブランド:
裳華房
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辞書的に使う方が良い
★★☆☆☆
安達 忠次 の本と同様によく参考書に必ずあげられる超有名なほんです文字が小さく334頁と大部です。これよりすっきり132頁でよくまとまっている青木 利夫「ベクトル解析要論」をお薦めします。
電磁気学との関連では「マクスウエル方程式」北野正雄サイセンス社もお薦めです。
かなかなかの名著です
★★★★★
復刻版は旧版に比べ、文字がにじんだ感じ(印刷の都合で少し文字が太くなっている)で多少読みづらいが、名著であることには変わりない。テンソル、曲線、曲面、微分形式、解析力学、が1冊に具体的にまとめられている書は希少である。ただし、たとえば線形空間の公理、外積はウエッジが使われていない等他書で補うところがある。ゆえに本書の前に、線形代数、微分積分の十分な習得は必要である。
存在理由は?
★☆☆☆☆
評者には、率直に言って本書の存在理由がわからない:現在、数学専攻課程では(微分形式やストークスの定理に触れることはあるが)本書で扱うような「ベクトル解析」は必要としない。
また、物理や工学系の「ベクトル解析」のニーズに応えるには、例えばMaxwellの方程式を丁寧に解説する等、もっと応用に配慮した記述が必要であろう。
裳華房は、一体どのような需要予測に基づいて本書の復刻を決定したのであろうか?