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恩寵の扉が開くまで〈2〉フーマンからの贈り物

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本
ブランド: アルテ
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最後の一冊 ★★★★★
17〜18年間、自分の内側からの欲求で、自分の中心に向かい探求を続けていました。精神世界の書籍も、あらゆるものを読んできて、本も気付けばすぐに増えてしまっていましたが、今回タイミングが合い、いままでぐるぐるしていた状況を、すとんと終わらせることが出来たのではないかと思います。これか、それかどちらかしかない、これがそれだ、と繰り返し、繰り返し、。。。フ−マンの言葉でこれが、それか。と、気付くことが出来ました。ただ、本について別の言い方をすれば、自分の状況が一致していなければ、言葉の説明など少ないため、わかりにくいかもしれないなぁ、とも思います。 私は今日、またいつの間にかたまってしまっていた、すべてのスピリチュアル系の本を古本屋に買ってもらいました。ここに書かれていることのほかに、何も必要なくなり、自分にとっての最後の一冊となりました。
"探究者"を超えるために ★★★★★
なぜフーマンの教えでは「マインドからノーマインドへの変容」が重視されるのか、
この本では、それについて前作より踏み込んだ説明がなされていて、わかりやすかったです。

『悟りとはたった1つだ。「これ」だ。「これ」の前後にさまざまな境地があるわけではない』

『仏陀はビーイングへの吸収(三昧/サマーディ)について9段階に分けて話している。「絶対の境地」はその1つの段階だ。
 しかし、そうした瞑想の境地と「仏陀の本性」は同じではない。その2つを繋げる必要は全くない。解放は唯一「これ」の中で起こる』

『「境地」は決してあなたを到達には導かない。それはあなたをいつまでも探究者に止めてしまう。
 境地はマインドを一時停止状態にさせるだけだ。あなたの本質は変化しない』

『「これ」だけが唯一マインドに触れないものだ。もっとあなたを明け渡して、「これ」を信頼しなさい』

また、この本でアジズとフーマンの教えの違いが明確になりました

アジズは段階的な悟りによる”瞑想の道”を教えますが
フーマンはそうではなく、瞑想の道も選択肢に入れた上で多様な方法をとっていくようです

アジズの方は「普通の人が意識を手放すと、無意識にスペースアウトしてしまう」ので
「悟りのためには努力(集中)が必要」だというスタンス
フーマンの方は
「努力自体がマインドのものなので、(ある一線を超えた後は)努力しない」というスタンス
乱暴な分け方かもしれませんが、こんな印象を受けました

また、アジズの教えで重要な位置を占めていた「絶対状態の悟り」は
フーマンの教えでは、「必ずしも全ての人に自己理解をもたらすわけではない」という理由から
あくまでもサマーディの1つにすぎないものと位置付けられています

フーマンの方法は、かつて瞑想に向けてマインドを使い込んだ過去のあるキヨタカ氏への
個人的な方便として語ってるようなところもあるし
実際にネットでのフーマン体験記を読むと、アジズ的な段階的な方法で教わった方もいるようで
どちらのスタンスも状況によっては正しいものになると思うので、
本を読んだ限りでは、いまの私にとってどちらがベターなのかは判断がつかない感じはありました

ただ、フーマンとのこの対話を日本でシェアするように、著者に向けて提案をしたということは
やはり多くの人に当てはまる普遍的な方法なのだろうと思います

まとめると「フーマンに会いたかったよー。死んじゃやだー。」という感想になります

知的理解を得られるアジズの本→知識を手放せるフーマンの本、と順番に読んだことで、
内容をより良く理解できた気がしました。この順番で読んで良かったです
探求者からの卒業 ★★★★★
この本は、同じ翻訳者によるアジズ、フーマンとの対話の続編です。

この本の内容は、アジズの教えを信奉する方にとってはショックかもしれません。

ここにはアジズとフーマンとの決定的な違いが明らかにされています。

そして、フーマンの本当の教えがハッキリと明示されています。

探求を続ける限り、マインドから解放されないこと。

ノーマインドの世界は、恩寵によってのみ拓かれること。

恩寵への明け渡しは、探求を捨てて『何もしない』ことによって為されること。

探求とは、恩寵への明け渡しのための準備であること。

パパジも悟りの最終的な段階において、フーマンと同じことを述べています。

井上義衍(ぎえん)老師も『何もしない』ことをおっしゃっています。

ノーマインドの世界に繋がるとはどういうことかを、この本ほどハッキリと述べているものは少ないのではないでしょうか?

非常に分かりやすく、素晴らしい内容であると思います。

ただし、翻訳者の前の2冊を先に読まれることが必要でしょう。この本はそれを前提として書かれているようです。