暗闇で見えたもの
★★★★★
実業家×カフェのマネージャー
本当や優しくて情熱的なのに、心とは裏腹の言葉ばかりの天の邪鬼。攻・眞宮
人の心を惑わす甘い美貌で辛辣な言葉を吐く。しっかり者で料理上手な受・新
新たの勤めるカフェで酔客が起こしたトラブルを、颯爽と現れ取りなしてくれた眞宮。
更に壊れたものの弁償まで申し出てくれた、精悍でセクシーな自分好みの風貌の眞宮に、
自他共に認める"男を惑わす笑顔"で礼をいい、弁償を断った新。
が、眞宮から返ってきた言葉はあまりにも侮辱的で・・・
出会いは最悪。
本当は新のことが好きなのに・・・
好ましい相手には天の邪鬼な言葉しか言えないという非情に面倒な性格の眞宮。
そんな彼に救いの一手を差し伸べてくれたのが、頼れる秘書・多岐川。
"眞宮の食事を作って欲しい" そんな多岐川の要望を、素性不明を条件にランチを引き受けた新。
毎日届く美味しいランチを作っている人物の正体が気になった眞宮の戦略で、
眞宮のマンションで対面することになった二人。ただし、電気は付けないまま・・
この暗闇での二人の、人間らしい素直なやり取りがとても温かで好きでした。
それが切っ掛けで急速に距離が縮まっていくわけです。
天の邪鬼な眞宮が、情熱的に真っ直ぐに愛を告げ、素直じゃない新が真摯に答える。
いいラストでした。個人的には秘書の多岐川さんが最高に好き。惚れたかも(笑)
書下しもよかったです
★★★★★
今回新装版ですので書下し短編がついてますがページが少ないわりに活字が小さくびっしりあり内容も充実していて買い直して正解でした。ちょっとしたすれ違いで新が自分の毒舌のせいと勘違いしなんと毒舌を封印することを決意!その時の周りの人達の反応に爆笑させてもらいました。誤解も解けラブラブな二人。地上に降りてあの摩天楼でのロマンチックな夜がなくなっちゃうのはちょっぴり残念ですが、何かお似合いの生活で幸せ一杯な感じでステキ。紺野けいこ先生の書下しのイラストもとってもよかったです。
何度も読み返しています
★★★★★
互いに意識しあってるのに、素直になれない二人の葛藤とか努力とか…
大人だからこそ、ほほえましくて。
指で会話するのにそこまで語れるんかいってツッコミしたくなるんですが(笑)
攻めがNの正体に気がついた後からずっと手を放さないシーンなど気に入ってます。
疲れてる時に、読みたくなってしまうんです。
何度も読んでいるうちに、最後のHシーンの挿絵などすごいHに見えてきてしまいました。
カラーイラストもほのぼのして好きです。
もっと絵が欲しい!マンガ化してくれないかなぁ…。
ハゲ萌えた
★★★★★
攻がアマノジャクで受が毒舌。二人とも不器用。
すれ違う恋に萌えたこと萌えたこと。
暗闇えっちもサイコーでした。
読み口も後味が良く、誰にでもオススメしたい1冊。
意地っ張り同士の恋v
★★★★☆
【story】
小さなカフェ「ルフージュ」で働く新は、オトコ殺しの笑顔の持ち主だが、中身はハバネロ級の毒舌家。近くに建つ高層ビルの最上階に住む実業家・眞宮は、精悍な男前なのに好きな人には心と逆の態度を取ってしまう天の邪鬼。そんな二人が偶然出会い、新は眞宮に正体を隠して、毎日食事を届けることに!会えば喧嘩の意地っ張り同士だけど、顔も見えない夜のキッチンの暗闇では、なぜか素直になれて…v
【感想】
面白かったです!
二人顔を合わせれば、極上笑顔で吐き出す毒舌と、ちょっと気になってるのに口から出てくる厭味。攻様がコテンパンにやられて固まってる姿に笑わせて頂きました。
外食ばかりで栄養の偏りを心配して(というのは建前だと思われる)攻様付きのおじいちゃん秘書が受に食事の用意を頼むのですが、このおじいちゃんがイ‾イ感じに出しゃばっててよかったです(笑)
攻様は夜のキッチンの受の正体に最後まで気付かなかったり、気付かずそのまま受の事を相談したりと、カッコイイのに少しヘタレでした。
受攻両方の視点から描かれていたので読みやすく、お互い惹かれていく様子がわかりやすかった。
オススメです♪