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西洋政治思想史

価格: ¥2,520
カテゴリ: 単行本
ブランド: 北樹出版
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日本語の意味が理解しずらい。 ★★★☆☆
コンテンツが充実しているので基礎習得のために勉強しました。
基礎的訓練としては最適だと思います。
(無論、大学生、院生以外、読者はいない
完全無欠の専門書なのでしょうが…)

ユグノー戦争の記述はもう少しまとめて書けないのかと。
この部分が大学の報告で担当させられ読みにくく整理されていない文章に
往生させられ苦い思い出があります。
ややこしいパートではありますが、ユグノーあたりだけは、
もう少し分かりやすい日本語で、きちっと整理するべきだったと思います。
(ここの部分の報告者はレジュメを作って報告をすると悲惨な目にあうと思います)
それ以外は、要旨をまとめやすい文章になっています。

ただ、面白みはまったくありません。
これによって政治思想史が好きになる人はいないでしょう。これだけは確かです。
初学者にオススメ ★★★★★
この本は西洋政治思想史の初学者が読む本としては最適だと思う。
全体として極めて平易な表現に終始しているし、内容も時代背景等を絡めて記述がなされている。政治思想の分野に関しては初学者である私からしても、比較的面白く学ぶ事ができた。
ただ西洋政治思想に関してある程度の教養がある人からすれば、物足りないかもしれない。
よって初学者にオススメの本です。
やや物足りない・・・ ★★★☆☆
 著者の1人である佐々木毅氏が冒頭で述べているが、本書は大学で講義を念頭に執筆されており、詰まるところ概説書である。

 若干なりとも西洋政治思想史をかじった人間からすると、かなり物足りない内容である。それは、記述の簡素さと、必要最小限度の内容とに起因すると思われる。それ故に、深く学びたい人間は講義や他の書物によって補わなくてはならないだろう。こう言っているものの、知識がほぼ完全に欠けていた第4章(杉田敦氏執筆)は大いに役立った。先の要因が上手く働いたと言える。

 要するに、入門者が読むにはなかなかいい1冊であるが、入門者とは言えない人間が読むには物足りなさを感じる1冊である。

一番やさしい入門書 ★★★★★
政治思想史の解説書は様々なものがあるが
本書が一番読みやすい本だと思います。

全体的な解説書としては、福田歓一「政治学史」や
藤原保信・飯島昇蔵「西洋政治思想史I・II」、
藤原保信『西洋政治理論史』がありますが
いずれも初学者が読み通すのは少し大変であると思います。

本書は全くの独学でも読み通せるでしょう。
(その分取り上げられている思想家は少ないですが)

本書よりやや多くの思想家を扱っていて同様に読みやすいものとしては
藤原保信・白石正樹・渋谷浩『政治思想史講義』があります。

政治思想史初学者には最適な書 ★★★★★
 佐々木毅・鷲見誠一・杉田敦という今日の日本で最高の政治思想史学者が書いたにもかかわらず、非常にわかりやすく、初めて政治思想史を学ぶ人にはとても役に立つ本です。
 その一方、押さえるべき内容はきちんと押さえられているので、大学院入試にも使えます。
 政治思想史の教科書を1冊挙げろと言われれば、私は自信を持ってこの本を推薦します。