バレンタインデーの顛末
★★★★★
セカンドシーズンの前半のイベントの一つ、バレンタインデーが収録されています。
突撃ラブハートな西沢さんがメインになっていて珍しいかな。
その他、現在は黒歴史化されてしまった西沢弟こと西沢一樹とナギのデート話などが
収録されています。
接触と目撃
★★★★★
執事ダンジョンの余波(?)により体調が悪くなったハヤテ、そのため看病するマリア。
発電所にて咲夜と二人きり、ハヤテのニブチンな意見により熱湯に押し込まれ、咲夜に後ろから抱き締められるハヤテ。
「返事は…言わなくていいから…ただ…想いを伝えたいだけだから」
と、西沢さんに前から抱き締められるハヤテ。
雪路と口論しているうちに雪路に押し倒されたハヤテ。
雪路に押されて、牧村さんを押し倒す形になったハヤテ。
そして、ナギの裸を見てしまったハヤテ…
何かこれまで以上にハヤテと女性キャラによる接触が多いですね。
しかし、111ページの泉のセリフは問題発言ですよね。色んな意味で。
バレンタイン
★★★★★
この第7巻はなかなか気に入っている巻の1つです。
ついにやってきたバレンタインデーにナギ、西沢さん、ヒナギク達は
どうするのか・・・的な感じですかね。
まあ、その他にも八甲田山的な話や、委員長とハヤテの受難(?)やら
いろいろあるので面白いと思います。
バレンタイン
★★★★☆
やっぱりこの巻で言うと一番凄いエピソードがバレンタインのエピソードだと思う。
細かいが白皇学院でセキュリティが厳しいのは当たり前のこと。
そしてそんな可愛いハムスター(?)の潜入者の目的はなんとハヤテに本命チョコを渡すこと。そしてそのチャンスを与えることになったヒナギク(苦笑)、女の子達の素直な気持ち、素直になれない気持ちが交差しあうエピソードですなあ・・・。
それにしてもハヤテの「愛ってなんでしょうか?」「無論ためらわない事だ!」は
お約束だ・・・。
それにしてもハヤテは白皇学院では生徒会の女の子からはイエローに誘われるほどには信頼は厚く、咲夜や伊澄とも仲はよく女友達が相当に多い。4巻では剣道部に顔を出して男子生徒に妬まれたがある意味では彼にとってはワタルやヒムロ、野々宮、東宮なんかは割と貴重な存在だと思う。
再び失速気味
★★☆☆☆
前巻での続きモノから再び1話完結の内容に戻っています。前半にはバレンタインの話があったりマリアの数少ない活躍(色々な意味で)があったりするので楽しめます。ただ個々で笑える部分はあるのですが、全体的にはどうもイマイチという感じです。ハヤテやナギといったメインキャラの印象が薄いですし、ラブコメもあまり見られません。脇役を活躍させておこうとしたが失敗してしまった、というところでしょうか。ハヤテの場合、独立して活躍できる脇役は多くありません。やはりメインキャラと絡ませてこそ面白みが出てくるというものです。
このマンガは登場キャラのほとんどが(実年齢、精神年齢ともに)幼く描かれているおり、作品を引き締めるようなキャラがいないので、いきおい内容も低年齢化する傾向にあります。この巻はその最たるものだと思います。