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伯爵と妖精 恋人は幽霊 (コバルト文庫)

価格: ¥560
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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そしてまた一歩 ★★★★★
シリーズ4作目。
突如現れたニセ伯爵の噂の背後に、宿敵の影を感じたエドガーは、死んだ娘の花婿探しという
怪しげな降霊会に偽名を使って潜り込む。
一方、彼の新恋人の噂にやきもきするリディアが偶然出会ったのは、そんな死んだ娘の母親で―。

ロンドンといえば幽霊。そんな定番で始まる今回のお話ですが、内容は盛りだくさんで面白いです。
前回、形だけの婚約は交わしたものの、依然として友達以上―恋人未満といったこの頃の二人。
じゃれ合いながら付かず離れずの関係は相変わらずですが、今回また少し距離を近づけています。
特に個人的には、同じ場所をうろうろしている感のあるリディアより、エドガーの心境の変化の方が、
少しずつでも確実に進展していて、分かりやすくて好きです。
根っからタラシの彼が、積極的な幽霊娘を見て、拒絶されてもやっぱりリディアがいいなぁと改めて
感じる様子や、彼女を利用したことで得られた情報の価値より、結果として彼女の精神に少なからず
苦痛を与えてしまったことで、自分でも意外な程、落ち込んでいる様子。
守るということは、単純に命を保護するだけではなく、彼女らしさ丸ごとを守るということなんだと
気づく心境の変化。
過去の窮地を計算と策略で切り抜けてきた彼は、周囲の人間も自分自身の感情でさえもコントロール
してきたけれど、思い通りにならないリディアの存在や、彼女に対する自分自身の気持ちに戸惑っている
様子がとても良いと思います。
ラストの浜辺での二人のやりとりも本当に可愛らしいです。
面白いです。 ★★★★☆
お話のテンポもよくスラスラと読み進めていけるお話です。
登場人物も魅力的だし、挿絵もまたこの小説に一花添えています(ラノベを買うきっかけの大半は表紙絵だそうですが、お話ももちろん良いです!)

4作目ですが、まだまだくっつく気配が一向に見えないリディアとエドガー(結構フラグは立ってると思うのですが)。ただ、リディアだけが相手を少しずつ理解していくのではなく、エドガーの方も少しずつリディアのことをちゃんと分かってきている感じがしてくるお話です。

私がこのシリーズを読み始めたとき、既刊がたくさんあって……^^;
続きが気になるお話です。でも毎日買ってたらお金なくなっちゃう……。
4冊読み終えて ★★★★☆
妖精とか貴族とか、ファンタジックな設定が好きだし
文章もこなれているので楽しく読めます・・・

が、、、
リディアの病的に疑り深い心的描写と短気な台詞に
読んでいてイラッとします。
イラッとしたまま読み進むと作者の文章表現にも
まだるっこしさを感じてイライラッとします。

設定も好きだし、楽しく読んでいるはずなのに
読みながらかなりイライラと不愉快になる不思議な話。
これも妖精の魔力でしょうか。。。。。
今回も最高です!! ★★★★★
微妙な感じだったエドガーとリディアですが、今回の事件では良い感じになってきてのではないのか・・・と思います。
リディアはとても恋に臆病で、エドガーは女好き。
私はこの二人が大好きです。
恋だけでなく、アメリカ裏組織のプリンスとエドガー達の戦いもあり、とても楽しく、切なく、ドキドキして、次巻が気になるシリーズです。
最高と思える本なので是非、読んでください!