印象は「生演奏」
モチロン打ち込み部分は健在なれど、演奏の半分は生演奏、リズムにこだわりを感じ、複数人で多様なパーカッションを奏でている、そんな印象が特にA面群(リラシェまで)に感じられ、よりずしんとアフリカンな印象さえ受ける「Tell'em to me」や「Living in the dark」
「ブラインダーの羽の揺らめき」と言うような意味の「スラットダンス」
デカダンな「ベネツィア」、よくわかんないけどサルの家なのだなという同名曲、考え抜かれた印象のあるキョージュの「一筆書き」「思いつき」を思わせるこのアルバム、ベストとは言わないけれど、かなり高位置なのでした。
後に「グルッポムジカーレ」で取り上げられたのが「ザ・ガーデンオブポピーズ」というあたり、わたしはニヤリとする選曲なのでした。