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B-2 Unit

価格: ¥2,310
カテゴリ: CD
ブランド: Sony Music Direct
Amazon.co.jpで確認
23年の年月が齎した「耳」 ★★★★★
 23年前に聴いたアルバムだが 当時は全く理解不能であった。今回聴き直して うなったところだ。

 発表が1980年というから もう30年近く前になるアルバムだ。30年前に かように過激なアルバムを聴かされた当時の聴衆の感想は想像に難くない。YMOや 坂本の「千のナイフ」経由で 本作を聴いた人は 絶句したに違いない。いや 23年前の僕自身がそうだったはずだ。

 当時でも 背伸びして本作を褒めるくらいの狡さが自分にあってもよかったかなとも思う一方 本作が理解できなかった当時の自分も素直で良かったのかもしれない。

 2009年の今 聴き直して いまなお 本アルバムの過激さについていくのは大変なことだ。これも音楽なのだろうかと正直思う。しかし 23年の年月で僕の「耳」もいささか肥えたことにも気が付いてほっとしているところだ。本アルバムのいくつかの曲には 驚くほどの美しさがあることが聴けたからだ。
 
 もう23年後に 僕が生きていたとして これを再度聴いて どんな感想が持てるのか。それも楽しみだ。
いまつくられたといっても通用する ★★★★☆
発売されたときは、「なんだこりゃ」って感じがありました。なんせYMOとはまったく異なる音楽でしたから。1曲目なんてノイズにしか聞こえませんでした。それでも、何とか理解しようと努力したものです。でも、いまになって聞いてみると、アバンギャルドでありながらポップさも感じられるんですね。とくに、riot in Lagosなんかは、当時唯一楽しめた曲で名作です。HASでも演奏してましたね。こんな音楽を30年近く前にやっていた教授は素晴らしいとしかいいようがないです。ただ、人を選ぶ音楽ではありますが。
昔は良かったなんて… ★★★★★
25年ほど前

友達にこのアルバムを聴かせたら

けむたがられました…(苦笑)

5年ほど前

カラオケで「thatness and theraness」を唄ったら

けむたがられました…(苦笑)

今となってはいい思い出です(笑)

特に「E−3A」と「riot in Lagos」は名曲です

“源流”と呼ぶにふさわしい名盤だと思います
ごいすー ★★★★★
1980年リリース、2005年リマスタリング。17年ほど前に初めて聴いたのですが、当時は(後述のリマスター問題とも関連しますが)「テクノポップの一種」という認識しかありませんでした。それから5年位後、イギリスのテクノ方面で再評価されているらしいことを知り、改めて聴きなおしてみたところ、ノイズ、ダブ、インダストリアル、コラージュが組み合わさったとんでもない作品であることに気づきました。気づくのが遅かった。orz
いろいろ語られつくされている名盤なので、ここではリマスター後の特徴についてレビューします。素人耳なので自信はありませんが、個人的に感じたことは下記の3つです。
・リズムの音が格段に良くなった
・特に"thatness and thereness"と"the end of Europe"で埋もれていた音がクリアーになった
・音の左右の定位がより緻密に感じられる
聴き返すたびに新たな発見のあるすごい作品!!! おすすめです。
余談:YMOの「BGM」「Technodelic」とこのアルバムは、特にリマスターの効果が顕著です。以前持っていたリマスター前のCDは、音がペラペラ(本作に限らず80年代の音楽の共通課題)で、90年代中期以降にリリースされた作品に比べると寂しい音像でしたが、リマスター後は現在のエレクトロニカやポストロックと比べても遜色ありません。リマスターでこんなにも変わるのであれば、90年代に過小評価された80年代の作品の評価が変わるのも当然です。楽器の音やテクニックではなく、スタジオの技術とエンジニアの耳で作品の出来が大きく左右されるとなると、少し複雑です。ネット配信曲の音質はどうなのか? 等々考えさせられます。
今だから分かる音楽 ★★★★★
オリジナルは1980年。
YMOブレイク真っ只中です。
当然、当時のYMO的なものを期待して聴いたんだけど全然違いました。

「ダブ」という、音源テープを切り貼りしたり、ミキサーやエフェクターを不自然に操作したりする前衛音楽的な手法で作られたもので、当時の私にも実はまったくノイズにしか聞こえなかったです。
でも「自分は前衛音楽を理解できる優れた人間だ」と思いたくて背伸びして無理やり聴いていましたね。本当は不快に感じた音なのに。

それが27年経ってふたたび聴いてみると、良いんですよこれ。

坂本龍一は時代の先を行っていたんだなぁ、とあらためて尊敬です。