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千のナイフ

価格: ¥1,529
カテゴリ: CD
ブランド: コロムビアミュージックエンタテインメント
Amazon.co.jpで確認
   78年、YMO結成以前に制作された坂本龍一のデビューアルバム。基本的には、シンセサイザーを駆使したピコピコ電子音で彩られたポップな現代音楽である。後の作品には感じられないフュージョン的な雰囲気があり、独特の魅力を備えたアルバムとして人気がある。
   妙な気分にさせられる魔性の名曲<1>、ピアノが先導する愛らしい<3>、細野晴臣と同時期に偶然まったく同じ旋律を作ってしまったという、いわくつきの<6>などが聴きどころ。YMOのほかの2名、カスタネットをたたく山下達郎と、独特のギターソロを弾きまくる渡辺香津美などが参加している。(麻路 稔)
個人的に坂本龍一の最高傑作 ★★★★★
一般的に音楽図鑑やB-2 Unitが坂本龍一の最高傑作に挙げられますが、彼の作品ではこれが一番好き。
なんといっても千のナイフ!渡辺香津美のギターが炸裂しちゃってます!YMO版の千のナイフもどっちも良いものです。
ADでも持っています ★★★★★
レビューつーより皆さんに質問かも?

発CD「35C38-7137」と比べて音質はどうなのですか?
高尚なる「毒」 ★★★★★
快感です。
快感の極地がこのアルバムに網羅されてます。
「感動」ではなく、「快感」なのです。

私は、教授の作品を、言葉で上手く言い表せません。
彼の音楽的美意識の領域は、人間の言語では、説明不可能なものです。
これは誇張ではなく、人間の言語を用いた、一個人である私からの、正直な感想の吐露です。

千のナイフもすごいですが、2曲目もすごいです、あの「聖者の行進」が、おもちゃのように、しかも効果的に、さりげなく、この曲に「毒」を盛り込んでいます。1聴アバンギャルドなようで、聴きこむと完成された「建築美」を匂わせる教授のセンスは、この頃から既に完成されていたのかもしれません。

音源的には確かに古いかも知れませんが、教授にあっては、音源はただのツールに過ぎないでしょう。(でなけりゃ近代的シンセ音にまみれて育った私が、このアルバムの凄さにな気付く訳が無い。)

このアルバムは、ホントに聴く人が聴けば、多分「中毒」になるでしょう。

教授の「毒」の原点は、確かにここにあります。
北海道の昆布とりのバイト ★★★★★
 大学1年の夏休みに北海道の襟裳岬の昆布取りのアルバイトに40日間行った。それまでは東京生まれの東京育ちで 自宅から出たこともない生活だった僕としては 他人それも漁師の家に泊まりこみで働くという事は 大変な刺激であり 緊張であった。
 出発前に台湾製のニセウォークマン(2000円くらいだった)を購入して 適当に貸しレコード屋でレコードを見繕って ダビングして それで北海道へ旅立った。生まれて初めての青函連絡船で 生まれて初めて北海道に到着したのは1983年の7月のとある一日の午前4時であった。

 昆布小屋の二階が住居で 仕事の休みに寝転んで テープを聞いた。その中に「千のナイフ」があり 僕はこれが凄く気に入って 何度も繰り返し聞いたものである。僕にとっての坂本龍一の原初体験には 乾いた昆布の香りがどこかに漂っている。

 あれから20年以上経ち、僕も就職し 結婚し 子供も出来た。休日部屋で寝転んで聞く曲のレパートリーも増えたが 「千のナイフ」もその一つである。「千のナイフ」の冒頭の 妖しげな情熱を湛えた曲には まだ 昆布の香りを嗅ぐような気がすることもある。 

原点… ★★★★☆
デビューアルバムから既に、こんな独自の世界を展開していたとは。
私の中で坂本龍一はとにかく「戦メリ」なのですが、
あの東洋的なメロディの原点がここにあります。
シンセサイザーの音が懐かしいですね。
参加ミュージシャンもすごい。
坂本龍一と渡辺香津美のペアは永遠です。