1996年、Joan Osborneの作品です。

　タイトル「Early Recordings」とあるように、
Joanのデビュー前の音源で、インディーズで発売された、
Live盤・「Soul Show」(1991)、3曲入りEP・「Blue Million Miles」(1993)の2枚からです。
（インディーズ盤ですが、ちゃんと録音されているので、音質は良好です。）

　1stアルバム「Relish」や"One of Us"の大ヒットにより、
「もっと、Joanの曲を聴きたい！」というファンの要望に応えてリリースされました。

　Liveは、いかにも、New Yorkあたりの、小さなLiveハウスや地下のBarみたいな感じで、
Joanとの距離が、とても近く感じられます。
　音も、ナチュラルで、ごまかし無し。
　デビュー前の「Joanのポートレイト」という感じです。

　スタジオ録音(tr. 3,6,7）は、結構カッコいい曲です。
　個人的には、1stアルバム「Relish」に付け加えても、いいんじゃない？と思います。

　何となくですが、
スタジオ録音は、1stアルバム「Relish」の雰囲気、
Liveは、2ndアルバム「Righteous Love」の雰囲気、を感じさせれます。

　そして、「圧倒的存在感を誇る、絶品ボーカル！」は、デビュー前から一貫しています！

　「Joan Osborneファン」に、オススメです。

さすがに歌もウマく、聞き応えのあるアルバムでした。
私は「RIGHTEOUS LOVE」よりも「relish」の方が好きなのですが、
このアルバムに関しては〝どちらかと云うと「RIGHTHEOUS LOVE」派〟
っていう人には特にお薦めです。

素晴らしいライブＣＤです。レリッシュと共にお勧めします。
ライブの雰囲気がすごく伝わってきて、聞いていてとても楽しい気持ちになりました。
また、ジョーンの枠にとらわれない歌唱法が、非常に良い形で出ているのが、このアルバムの特徴であると思います。
熱いボーカルが好きな人には、絶対にお勧めです。