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夏を拾いに (双葉文庫)

価格: ¥800
カテゴリ: 文庫
ブランド: 双葉社
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あの夏を思い出します ★★★☆☆
子どもの頃は自分の住む町は、地平線の向こうに広がる世界と同じくらい無限の広さを保っていた。
夏休みは永遠に続く時間で、自分の身長の2倍以上もある高さの場所に上るのは無謀ではなく勇気だった。

そんなあなたの「スタンド・バイ・ミー」が詰まっている小説です。

美しい小説だと思います。
懐かしい・・・ ★★★★☆
受験問題に多く取り上げられているとの話を聞いて読んでみることに。
キレイな日本語とはどういうものなのか・・・
でもそんなのは読んでいるうちに頭から消え去っていた。
懐かしい昭和の風景。
絶妙な子どもの心理描写。
どれも昭和に子ども時代を生きた私をその世界に引き込むには十分だった。
同時にわが子にもそんな冒険を経験させたいと思った。
スタンドバイミー ★★★☆☆
あとがきでスタンドバイミーの名前が挙げられていたのには納得。
あんな感じだ。

ただ連載作ということもあり、最初がクソつまらない。話は進まないし、横道にはそれるし。
後半はそれなりに楽しめるのだが。
子どもでいられたあの夏。 ★★★☆☆
父が息子に手渡す夏の思い出。
平成19年の夏から、一気に昭和46年の、あの夏へ。
4人の少年たちの忘れられないひと夏が、丁寧に描かれる。
当時小学5年生だった、ブンちゃん、つーやん、雄ちゃん、そして高井くんの
4人が、じりじりとした8月の熱に焼かれながら、必死で探し、
追いかけたもの。
おとなの事情を理不尽に感じ、それが最優先されることの裏をかき、
子どもらがたくましく遊びに遊んで成長するさまが瑞々しい。

おとなと子どもの境界線は厳然として在って、それは動かしがたい現実で、
だから、子どもは黙っておとなの背中を見て学んだ。
世の中全体が、前へ前へと雄雄しく進んでいった時代でもある。
貧しさを克服すべく、おとなは働きに働いた。
しかし、それぞれの家庭の事情は、幼なじみであればあるほど
筒抜けの側面がある。
4人の少年の家庭が、みごとに書き分けられていて、興味深い。
同じような家庭でないからこその、4人のキャラクターが引き立つ。

けんか、見栄、思いやり、そして口にはしないが大事な友情の確認。
「不発弾」探しにのめりこんでいく彼らの意地と情熱は
少年らしい“冒険”譚にして、昭和の回顧譚になりえている。
懐かしき昭和・少年時代 ★★★★☆
時は昭和45・6年の設定だろうか?小学5年生の悪ガキたちが、こともあろうに戦時中アメリカ軍が落とした不発弾を発見しようと試みる話です。今やすっかり平成の御世になってしまったが、誰もが確かに過ごした昭和の少年時代の夏休み。「巨人の星」「明日のジョー」に夢中になり、ザリガニ釣り、クワガタ採り等の日々の遊びの中で自我の芽生えを感じ冒険を夢見たあの頃。笑いあり友情あり、そしてほろっとさせる場面もあり、森浩美さんの新境地を感じさせる作品です。現在は会社人間になってしまったオヤジたちよ、この本を読んで少年時代の自分にタイムスリップしよう。