買ったその日に一気に読んだ
★★★★★
何気なく買った小説ではありましたが、その内容に飲み込まれ、
買ったその日に一気に読破してしまいました。
とめる事が出来なかったので・・・・
何十年だか前に一度だけコーヒーを飲んだことのある
あこがれの女の子に異常な執着を持っている・・
一言で言えば変態で、ストーカーで、
この作品をザックリ説明するなら↑このような説明をせざるを得ないですが、
そんなストーカーの彼と、憧れていた彼女、
個々の人間の歩んできた人生や、性格などが絡み合って織り成された物語に引き込まれ、
主人公の一途さがどうにも切なかったです。
「ストーカーこわーい、キモかった」という感想だけでは終われません。
彼のしたことは、必ずしも間違いであると言い切れるのだろうか・・・・・???
と、久々に感情移入し、心に残る作品でした。
久しぶりに主人公に感情移入をした作品
★★★★★
ストーカーが主人公です。が、その主人公が善良で純真なんです。主人公に嫌悪感を抱くどころかずっと応援していました。長すぎず、短すぎず、結末も後味の悪い終わりかたではないので、週末のお供にどうでしょうか?
異常だけど少しは理解できる
★★★★☆
いわゆる主人公はストーカーなのであるが、その気弱さや主人公独自の理論が読み進めるうちに理解できてきた。
誰しも、このような気持ちになったことはあると思うが、理性で抑えて行動に移っていないだけかも知れない。
主人公のように部屋に侵入してベッドの下に・・まではとても考えつかないが・・。
他の方もコメントされているが、ついつい応援したくなる気持ちは良くわかる。
ただ、最後に殺人まで犯してしまうくだりが、もっとソフトでハッピーエンドでもいいんじゃないか?と思ってしまった。
それだけ主人公をいつのまにか応援していたんだろう。
一気に読めた
★★★★★
この作品を読んでから自宅のソファやベッドの下を点検した読者が少なからずいるんだろうなぁ〜。
DVの描写は目を覆いたくなるが、実際に体験している人が居ると思うと居たたまれない気持ちになった。
読み進めて行くうちに文中に引き込まれ、一晩で読了してしまったので面白さは保証します。
余談だが、作者と私が出身大学も年齢も同じだと言うことをプロフィールで知った。
皆さん、どうか彼の本を一冊でも多く買ってあげてください(笑)
いい作品!
★★★★★
最初は主人公が過度のストーカー行為をしているだけだと思って読んでたのですが、しだいに主人公の気持ちが伝わってくる作品です。
ほかの登場人物のひとりひとりの感情が丁寧に描いています。
個人的にすごく楽しめました。