デル戦から買っているんですが、だんだん落ちてきているような気がして残念です。暁天は展開もなかなかしっかりしていて、読んでいて楽しめたのですが、クラッシュブレイズは短編のような感じで、同じ場所に留まりすぎていると思います。シリーズもので続いているのだから展開をきっちりしてきびきび進めてもらいたいです。オンタロスの剣は、いろんな話を詰め込みすぎた感があり、少し読みずらいとも思いました。キャラの魅力だけでやっていくのはもう苦しいのでは？　頑張ってほしいなぁー…。

クラッシュ・ブレイズシリーズに入ってからというもの、
どんどん魅力が減っている気がしてなりません。
暁の天使たち以降、次第にぐだぐだになっている気がします。
今回はどうしようかと迷ってから、結局買ってしまいました。
キャラクターの個性ゆえ、一定の面白さはあるんですが、
かつてのような、「早くページをめくりたい！」ほどの
面白さは全然ありません。

次巻を買うかどうかは、迷うところです。

　問題はリィ達が強すぎることなのだろう。直接的武力にとどまらず、政治力、経済力…どうにも攻め様がない。無理に敵を出さなくても物語が成立すればよいのだが、どうもそうはいかないらしい。彼らの存在に気づかなかった連邦政府やラー一族は無能といっても良いのでは？
　しかし、そういう筋立てとは別に、今回の物語はリィの内面に鋭く切り込んでみたようだ。自らの能力を閉じ込めて普通の人間を演じる者と、舞台上で強者を演じる者。それぞれに折り合いをつけて生きている。
　疑問は、序盤に張られた伏線？が、果たして回収されなかったのか、それとも次回に持ち越しになったのか、ということ。事件の入口としての役割しか負わせないつもりなら、ちょっと説明過多な気がする。…それとも、物語とは別に言いたいことがあったのだろうか？

　茅田ファンからしてみれば今回の作品はちょっとトーンダウン感があるかもしれません。
ただ、あまり超人的描写（?）は少なくデルフィニア戦記（茅田先生過去作品）のような様相です。
　今作も主人公２人が活躍していますが、脇役もかなりがんばっています。
おそらくシリーズとして本格的に動くのではないでしょうか。
次巻以降に期待大です。

大変楽しみに読んだのですが正直がっかりです。どうもクラッシュブレイズになってから、かなりマンネリとなってきたように思います。リィやジャスミンが登場する新作はファンには嬉しいのですが、楽しみにしているからこそのがっかり。どうもあんまり内容がない。。そして前作までのものとよく似たネタ。読者サービスなのか良く分からないシーン。

作者が書きたかったのは最後の数ページのことなのだろうとは思いますが、それにしても。。。という感じです。
ネタバレになるので詳しい記述は避けますが、これが長い前ふりであり、次の作品ではもう少しストーリーが進むことを祈ります。