何かもうモンク翁のアルバムだからって構えるのが馬鹿馬鹿しく思えてきた… だって普通に気持ち良いジャズじゃないですか(笑)しかも今作品はリズムが強くSWING♪しているから尚更でしょう。ただドラムは人によってはバタバタうるさいと感じるかも知れないなあ、ワタシ的にはこれくらい景気よく叩いてる方が好きなんだけどね。ベースも地味だけど重心が低くブンブン鳴ってるんで良いですね。プレステージ、リバーサイド時代放っといて先にコロムビア盤集めてしまおうかな、いやマジで。(とほほの助)

モンクのワンホーンの中でもかなり上位にランクされる演奏ではないでしょうか。曲も親しみやすいものが多く演奏ものっているし音質もわりとクリアです。モンクのピアノは右手のフレーズだけでなく、硬派な左手の動きもかっこいいと改めて思いました。「二人でお茶を」は相変わらず独特のいい味を出しています。ピアノソロのバラードもアルバム「ソロモンク」を彷彿させる落ち着いた演奏で、アルバム全体を引き締める良いアクセントになっていると思います。