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川の名前 (ハヤカワ文庫JA)

価格: ¥840
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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科学少年だった自分を思い出させる小説 ★★★★★
彼の作品は何冊か読んだが、これが一番面白かった。『S.O.U.P』も好みだけど、こういった作品もいい。夏のロケットもかなりいいな。

科学少年だった自分を思い出させる小説だ。子供のころは自分もNASAの職員になりたかった。よくわかるな。もしかしたら自分と同世代の作家なのかな。
今風のお話、でも、どこか懐かしい…そういう読後感でした ★★★★★
東京にペンギンが現れるだなんて、昨今のアザラシなど群れからはぐれたり理由がわからなかったり
して、町なかにいるはずのない動物が出現する話に絡ませているように思いました。
小学生でも携帯電話を持ったり、インターネットをバリバリに使いこなしたりする…時代はすっかり
変わったなとつくづく思います。
架空の川とはいえ、住んだことのない東京の様子は想像するだけですが、ふと、自分の子ども時代の
情景が浮かんでは消え、消えては浮かぶような場面もあり、話題やツールは現代物でも、小学生の
発想は私の頃と似たものがあるように感じました。

ミクロは残念でしたが、子どもは親のもとを巣立っていくものだから、ゴンは彼の一生を悠々と泳いで
いくと思います。
パペンとマペンが再び幸せでありますように…。
小学生のとき読みたかったなぁ ★★★★☆
小学5年生の夏休みの物語。
とくれば、大方の人は「定番は重松清」と考えるだろう。
確かに重松清の書くこども達も魅力的である。
でも、この「川の名前」の小学生もいい。
とくに、河童なんていいキャラだと思うなぁ。


こんな素敵な物語、小学生のときに読みたかった。
「すごく感動する」とかいう本ではないが、
永く永く心に残る一冊になるだろう。
読みながら、これおもしろいとか、感動したと思っていても、
読んですぐ忘れる本が結構あるんだけど、
この本を読んだこと、そして本の内容はたぶん死ぬまで覚えているだろう。
そういう本です。


私の本棚に興味を示すわが子が、早くこの本に気づいてくれることを願う。


この本、早川文庫に収められていることが不思議だったけど、
最後まで読んで、腑に落ちました。
ちなみに、私がミドルネームを入れるとしたなら
「大和川」になるなぁ。
夏になると思いだす1冊 ★★★★★
タイトル「川の名前」のコンセプトには、今まで気付きそうで気付かなかった
スケールの大きな物語がひそんでいる。
誰もが持っている、川の名前とは?川と人との関係とは?
著者は、本書の中で「川」を心豊かに定義する。
本書を、著者の代表作の一つとして推したい。

タイムレスに流れていく川やその周辺に生きる生き物の豊かな自然描写がいい。
そして登場する、サプライズな動物。
川を冒険し、成長していく小学生3人組と子供の頃の自分を重ね合わせてみた。
スタンドバイミーのようにどこか懐かしい、少年時代の夏だけの友情物語を追体験できる。

かーっと暑い夏、冷たい飲み物でも飲みながら本書を読めば、至福の夏休みが味わえるだろう。
懐かしさと清涼感 ★★★★☆
子供のころって夏休みが楽しみで楽しみで、大きな冒険が待ってる気がしてた。
そんな気持ちを思い出したお話です。
小学5年生の帰国子女、キクが初めて日本で過ごす夏休み。
キクが仲間たちと大切な秘密を大人たちから守る、特別な夏休み。
頑なな思いに胸が締め付けられます。
あの頃にもう一度戻りたいな、とも思いました。