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DANCER ダンサー (文春文庫)

価格: ¥660
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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よくある話 ★★★★★
作品紹介を読んだだけで、
いや、檻の中で光る黄色い眼を描いた表紙を見るだけで、
「あ、あの手の話かな」と見当が付きます。
で、あの手の話だといいなあと思い購入。
で、実際思った通りの作品。
だからこそ満足。
不思議。
先の読めない物語の筋を追う楽しみも、予想通りの物語の筋に安心する楽しみもあるのね…。
いつかどこかで何回も読んできた話。
繰り返しますが満足。


…意地の悪い言い方になりますが、本書の作品の最大の魅力は、やはりヒーローにあると思います。
ヒーローがカッコイイから。
「カッコイイ」の後に「(笑)」付けたくなる程真剣にカッコイイから。
ああ、20年前ならこのヒーローに本気で憧れられただろうに。


レビューの星の評価は、
値段に見合う内容か、
再読が可能か、
この作者の他の作品を買おうと思うか、
この辺考えて付けてます。
このヒーローが出てくる作品が他にもあるそうだから、買ってみようかなーと思いました。
予定調和 ★★★★☆
さすがに4作目となると、読むほうもだれてくる。
TENGUを読んだときのドキドキ感が薄れているところに、
あまりにも予定調和と来ると、ちょっとなぁーとなってしまう。
有賀シリーズを初めて読む方にはいいかもしれない。
ただ、動物は、ダンサーも含めてよく書けている。
特に、ダンサーの悲哀がいい。
極上のエンターテイメント ★★★★★
有賀雄二郎シリーズ最終作。今までの作品も素晴らしかったが、今作はさらにその上を行き、あらゆる要素が高次元で融合した至極の一冊である。
今まではUMAが題材にされていたが、今回は少し違い、作られた生命体。それが一体何者なのかというミステリーを本筋にしつつ、離反した親子の再生や、人間と犬の理屈抜きの信頼関係など、あらゆるテーマが盛り込まれており、見事に融合して一つの物語に仕立て上げている。今までこのシリーズを読んでいた人は間違いなく満足する。
また、ラストが素晴らしい。詳しくは書けないが、私は年甲斐もなく号泣した。これだけハードな内容なのに、ラストで感動して泣かせるって・・・。参りました。
本編後の解説から抜粋。『「究極の徹夜本!」その言葉になにも付け加える必要がないほど一気読み必至の面白本だ。』まったく同感である。