先見力
★★★★★
ここのレビューでも書いている人がいましたが作者の先見力はすごいと思います。ストーリーも人間味がありよくまとめられていて良かったです。
一気読みしました
★★★★☆
3日で一気読みさせる面白さがありました。
不気味な導入部、最初の被害時の河童の描写が上手く、
河童の正体が早く知りたくて一気に引き込まれます。
意外と早い段階で河童の正体が判明するので、
終盤ワクワク感がちょっと薄れるのが残念なところ。
いわゆる獣害系ですが、それほど悲惨さも悲壮感もなく、
気軽に読めておすすめです。
うーん。そうきたか。
★★☆☆☆
TENGUを読んだ後に期待してKPPAを読んだだけにちょっと残念という印象でした。
KAPPAを捕まえたりとか海に返したりとかはちょっと期待はずれ。
TENGUの最後まで目が話せない展開!って言う感じがなかったのが
個人的には物足りない感じでした。
RYUに期待してみます。
これは予測ノンフィクションと言っていい
★★★★★
恐らく本格推理として読めば内容が弱いと思うだろうし、釣りをしない人は退屈だと思う。
ただ、この小説が20年以上前に書かれている事をまず念頭に置いて読んで欲しい。
最近はたまに外来生物の驚異がニュースになったりするが、著者はほぼ20年以上前に現在の状況を予測している。
湖はブラックバスやブルーギルだらけとなり日本古来の魚がいなくなる。毎年200万匹も輸入されている縁日で人気のミ
ドリガメは巨大化して日本のカメの住処を奪う。
どう猛になるは虫類が輸入され自然界で繁殖して人間に害を及ぼす。どれもこれも持ち込まれた生き物に罪はなく、全て
人間自身の罪なのだ。
復刊した徳間書店に感謝です。
TENGUと比べてしまうと
★★★☆☆
TENGUが一気読みしたぐらい面白かったので、著者の過去の作品ということで即買い。
でも人間ドラマ、スケール感、話の振り幅、エロス、そしてUMAの正体、どれを取ってもTENGUと比べると小粒感は否めない。
TENGUを読んでいなければKAPPAは買わなかったけれど、もしKAPPAを先に読んでいたらTENGUは買わなかったかな。
文章は達者で破綻がないのでストレスなく読めるし、著者特有のUMA愛があって星三つ分ぐらいは楽しめたから買って後悔というほどではないけれど。
RYUはどうしようか思案中です。