2巻ではそんな彼らの旅立ちと共に邪悪な存在の出現が描かれています。
全体を通して感じたこと「人間どんなに孤独が好きでも、誰かが傍にいないと生きていけないものなんだなぁ。」
1巻のドキドキハラハラ感はさることながら、私はこの2巻で涙する場面もあると言うことをお伝えしたいと思います。
生きていれば必ず迎える「死」。でも私たちの日常ではそれが遠いもののように感じられます。しかし、この本の中では登場人物達の目の前にある現実であり、果てしなく続く存在です。そのような環境の中で出会う「生」は彼らにとっての希望のシンボルです。本の世界にはまりこみ、彼らと一緒になって旅を続けている私はこの「生」に涙を禁じえません。
(このあたりは昔好きだった小松左京氏の
「こちらニッポン」や「復活の日」を彷彿とさせるのですが)
善人たちは謎の老婆の元へ、
悪人たちは謎の男の元へ、
それぞれ集結を開始します。
これらのグループがどのような展開を見せるのか、
全く見当がつきません。
早く3巻を読みたい!