お勧めの一冊
★★★★★
アルド・ナリス、ヴァレリウス、マリウス、スカールのそれぞれの16歳のエピソードを綴ったオムニバス小説ですが、どのエピソードも、なかなか良いです。
個人的に好きなのはナリス編とスカール編。
切なく美しいです。
特にアルド・ナリスは本編ではあまりよくわからなかった彼の父とリンダ・レムスの父の争いの経緯や、ナリスとフェリシア夫人との出会いなど描かれています。
ヴァレリウス編、マリウス編にもナリスが少し登場。
10年ぶりに購入して読み返しましたが、やはり外伝の中で一番好きな本です。
本編を読んでる人はもちろん、本編を未読の人でも読める内容です。