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ぐるぐるまわるすべり台 (文春文庫)

価格: ¥500
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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本当は星0だよ ★☆☆☆☆
ハッキリ言ってイタイ。そんなバンドでどうこう言ってる輩なんていくらでもいるじゃないか。本当に前のレビューの方の言う通りバンドで夢見てるゴミが書いたブログみたいだ。読むに耐えない。あと、洋楽に関する語句には全部解説を付けろ。オジーとかボーナムとかビートルズとか気安く出すな。ボケが
疑問でいっぱい。 ★☆☆☆☆

 何を言いたかったのか、作者の意図が全く見えなかった。
 ただ単にビートルズが好きなのか、理工学が好きなのか、数学が好きなのか。
 とりあえず、雑学本として読むのを勧める。
 なんだか、個人のブログを見ているような感覚だった。
 これを小説、と呼べるのだから、気楽でうらやましい。
理系の大学生なら ★★★★☆
理系作家中村さんの本領発揮というところでしょうか……

代表作『100回泣くこと』『リレキショ』にみられるように、中村さんの作品には随所に「理系」を感じさせるマニアックなうんちくがでてきますが、この『ぐるぐるまわるすべり台』ではそれがかなり色濃く表れています。

黄金比の素晴らしさやら、イシカワ・ダイヤグラムやら、sin曲線の美しさやら
中村さんの文章に一定のリズムを与える理系うんちく

理工系好きの方なら楽しめると思いますが、「数学、物理大嫌い!」という方には…少し苦痛かもしれないです。好き嫌いがはっきりでる作品だと思います。
理系の大学生ならかなりはまるかも。
中・高校生だと数学の話で「?」となってしまうし、大学生以上だと物足りなく感じる気がします。


このひと…… ★☆☆☆☆
『にゅいーん』て、気持悪い……。いい歳したおっさんの表現がこれとは……イタイですな。
リハーサル・スタジオに集まる面々の様子をヨシモクの髪を切りながら主人公が勝手に語る場面ですが、リハーサル・スタジオで働いている私には、バンドやって音楽音楽言っている輩なんて、利用規約のひとつもまともに目を通そうとしないゴミとしか感ぜられないので、全く受けいれられません。
このひとの、作者のご都合主義でしか展開しない文章が大嫌いです。
なぜ野間文芸新人賞? 理解できません。
僕の中の「中村航」最高傑作 ★★★★★
中村航ファンからはあまり評判のよくない本作です。多くの中村さんファンが
文藝賞を受賞したデビュー作『リレキショ』や話題になっている『100回泣くこと』
の方が高評価のようです。確かに僕も日常のちょっとした不条理を描いた『リレキショ』
は大好きな一作ですが、最近の『100回泣くこと』などの作品はあまり好きではありません。
中村さんの「良さ」が凝縮されているのが本書『ぐるぐるまわるすべり台』だと思うのです。
惜しくも受賞は逃しましたが芥川賞候補になり、その後、野間文芸新人賞を受賞した作品
です。芥川賞選評で選考委員の山田詠美さんが絶賛していました。

導入、文体、題材、タイトル、キャラクター、雰囲気…どれを取っても最高です。

そして、とてつもなくキュートで余韻を残してくれる鮮やかなラスト。
素晴らしいの一言です。

できることなら、中村さんに今の路線からこっちの路線に戻ってきてほしいです。