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天皇家の宿題 (朝日新書)

価格: ¥756
カテゴリ: 新書
ブランド: 朝日新聞社
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大マスコミへの宿題 ★☆☆☆☆
この本の著者は、皇太子妃の初のご懐妊をすっぱ抜いた、あの一件の張本人である。

その件については、悪気はなかったと本書中で軽く釈明しつつ、
皇太子夫妻に対して猛省を求めると言わんばかりの徹底的な批判を展開している。
批判の内容も、週刊誌レベルの噂に基くものを持ち出したりと、
(例えば「皇太子妃を辞めます」といった発言など、事実無根とはっきり否定されている)
ジャーナリスト精神から逸脱した恣意的な姿勢には首を傾げざるを得ない。
皇太子夫妻への疑問 ★★★★☆
皇太子の人格否定発言に始まった一連のゴタゴタに、厳しい姿勢で書かれています。
岩井氏の皇太子夫妻への苦言ともとれる文章は評価できると思います。
しかし、雅子妃の最初の懐妊報道に対しての言い訳(?)には、ちょっと疑問を感じます。
朝日新聞社が、新書シリーズを発行するので、やっつけ仕事で出版された感があり、もう少し
掘り下げてほしかったと思います。
今まで知らなかったことも ★★★★☆
 皇室を20年もの間取材をしてきた著者ならではのエピソードもあり、また普段はほとんど知ることがない天皇家の祭祀についても触れられています。昭和と平成の両陛下の公務に臨まれるときの違いなどは、時代の流れを表現しているようでした。
 雅子妃が祭祀からなぜ遠ざかっているのかは、答えがあるようでないような感じです。ただ、雅子妃問題についてはご本人の声が無いに等しく、このままではますます人々の気持ちが離れていくのではと思いました。
 何もかもオープンにとは言いませんが、もっと国民にアピールすることができれば、比較的若い世代も皇室がより身近に感じられるのかも知れません。
憲法と伝統の裂け目を見つめる ★★★★★
 日本国憲法がアプリオリに置いた第一章。象徴天皇とは何か。その皇位継承原則に関する近年の紛議は、戦後日本が未だに象徴天皇について定位することをえないでいることを浮き彫りにした。既存の歴史認識によりかかったり、旧態依然とした尊王論、また逆の国民主権論だけによりかかっていては、このアポリアは克服できない。そのことは現実の皇室の内部の迷走ともなって現れてきているのではないか。その困難な裂け目から目をそむけることなく、理念と現実との双方を踏まえつつ、論議を進める基礎を、この本は提供していると思う。著者は安易な断言と無責任な主観的把捉に陥ることを禁欲的に避けることによって、読者一人ひとりに考察を迫る。歴史認識などという安易なくくりで「バカ本」とののしる人は、この本が突きつける問いの真価を理解することができないか、理解することを無意識に避けて独りよがりな「歴史認識」に安住し続けたいがために拒否反応を示しているのではないか。読み飛ばさず、じっくり反芻すれば、おのずから天皇と国民主権の同居というわれわれの社会の抱える闇に切り込む足場がこの本によって提供されていることに気づくだろう。
バカ本の典型 ★☆☆☆☆
 この記者の書く記事には、いつもいらだちを感じてきた。
 天皇制が大切なのか、国民主権の民主主義が大切なのか、何が言いたいのか分からないからだ。
 単なる皇室担当記者によるエピソード本として読むのならよいが、案の定、この本の歴史認識はとてつもなく浅い。論理の呈をなしてないのである。
 天皇制の過去をうっかり迷った結果、ボロが露呈したというべきか。
 ただちに廃棄した。