全体的に暗いイメージの
゙アニメハガレン"
の中に在って、第37話だけが全編ギャグ仕立てのお話しになっております。

三部構成で、
第一部「焔の錬金術師」
ハボック・ブレダ両少尉
・ファルマン准尉
・フュリー曹長ら直属の部下5人が、
上官である
マスタング大佐の素行を
調査する過程で、
大佐がハボック少尉の「彼女?」を横取りしていた事実が判明するお話し。

「キショー、やってられるか〜!」
と言いながらキレるハボック少尉が笑えます。

第二部「戦う少尉さん」
大佐に彼女を横取りされて虚ろになった
ハボック少尉が、大佐の計らい(?)で、
アームストロング少佐の妹とお見合いするお話し。

少佐の両親が「スゴイ」のと、
「見合いの席」その場で少佐の妹に
「お断り」を食らって腑抜けになってしまったハボック少尉が、
哀れを誘いつつも笑わせてくれます。

第三部「第13倉庫の怪」
軍基地内に在る、
倉庫施設を巡る怪奇現象(12棟しかない建屋が13棟に増える一件)と、
死体遺棄事件(ホークアイ中尉の飼犬「ブラックハヤテ号」が埋めた骨を人骨と勘違いした事から始まった一件)を絡めた、
マスタング組のドタバタを描いたお話し。

大佐の以外な間抜けぶりと、フュリー曹長との掛け合いがナイスな作品です。

第三部の最後の部分が、以後の展開への
「伏線」に成っておりますが、
一服の清涼剤として楽しみましょう(^O^)

この巻収録の軍部関係のお話２本。なんでハボックさんもてないんだろうかねぇ…？
と私は思います。ええ、どっちかつーたら私はハボックさんが好きです。
ええ、大佐よりもハボックさんが好きですともさ！
それなのに何故モテないんだ男ハボック！！もったいない…っ！
で、お見合い話で…アームストロング両親がすごかった…。
横に太いお父様と、縦に長いお母様…その集大成があの娘さん…。
同じく叫びましたね、「突然変異バンザイ！！！」。このセリフはこの話の名台詞だと言いたい（迷でもあるかも）。
中盤の明るいお話はやはりこの２本ですよね。…まぁ中には重要なものもあるんですが、そこは置いといて（おいおい）

初めて買った鋼ＤＶＤです☆
一話目はかなり・・・悲しい終わり方で、あぁ鋼の世界だなってかんじで。
他の話も、これから先のふたりの運命を示唆している大切な構成になっていると思いました。
ところが！！
３話でひとつのあのおハナシ！！最高です！！！
大佐はやっぱり素敵でした・・・完璧すぎないところが笑
ハボック少尉は哀れ。でもブレダがちゃんと引っ張ってあげてて、微妙な感動も・・・笑

比較的悲しい話が主の巻ですが、その合間に素敵な笑顔をくれる巻です♪

原作以上に踏んだり蹴ったりです、ハボック少尉は。
上司に女を取られた挙句告白相手がブラコンだったなんてねぇ。
女にふられた悲しさで崩れていくハボック少尉を見ていると
ピカソの『ゲルニカ』を思い出します（笑）。
その後は常に放心状態になってました。

あとは大佐のダメっぷりも見物です。
死体遺棄事件だと思ったらハヤテ号が埋めた骨だったりします。
やっぱりハボック少尉は最後まで放心状態でしたねｗ

とにかく爆笑ですよ。フュリー曹長のリアクションも笑えました。

37話、大好きです。　展開上重要な場面も勿論ありますが、「焔の錬金術師」「戦う少尉さん」は爆笑の連続。　「第十三倉庫の怪」では画面の中のハボック少尉を探しては　また爆笑。　ハボックさん、かなりのイケメンだと思うんですがねぇ。　

こんな楽しい彼らが　戦いで命を落とすことがないように祈ります。