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愛新覚羅 王女の悲劇―川島芳子の謎

価格: ¥1,995
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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太田氏をテレビで見ました。 ★★★★★
偶然、昨日のテレビ(Nテレ)のワイドショーで太田氏が川島芳子の解説をしているところを見ました。3月25日が川島芳子の命日ということで。
ふと思い立ちレビューを書いてみました。私は正月に読んだのですが、テレビの内容は少々簡単にまとめ過ぎていたと思います。解説者である太田氏の考えなのか、編集側の意向なのか判りませんが。正月に読んだ時には、不明な点がいろいろあるということを含めて、ドキドキして読んだのですが。ワイドショーだから、何も知らない人に対して適当に簡略化してまとめたんでしょうね。
川島芳子にしてもマイケル・ジャクソンにしても有名人の真相は謎が多いもので、知っているかのように否定的なレビューを書く方もいるようですが、本当の事は誰にもわかるはずがないのだから、謎は謎として楽しんで読書すればいいのだと思います。そうでなかったら、大河ドラマなんて見ていられないし。
テレビのコメントは兎も角、とても興味深い本です。
実証主義史学を知らないのか? ★☆☆☆☆
歴史学としてこの本を読んではいけない!川島芳子問題については、大量の中国語史料があるにも関わらず、せめて輪郭すら適切に提示すべきであろう。一般読者相手の昭和史読物とはいえ、秦郁彦に学べとまではいわぬが、保阪や半藤に見倣う姿勢くらいは示しておくれよ。トホホ。
川島芳子はやっぱり生きていた ★★★★★
いゃあ、まいった。面白かった。川島芳子はやっぱり生きていたんだね。筆者から説得力のある表現で綿密な資料突きつけられちゃうと、反論の仕様がない。
 それにしても、夕陽の大陸を馬で疾走していく姿は、勇壮な西部劇にとんとお目にかかれない昨今、久しぶりに男の血を湧かせてくれた。女からそんな刺激を受けるとは、まことにへんな話であるが。彼女はやっぱり大陸の人間だったことを、あらためて思い直してみた次第。
 気に食わないのは、芳子が関東軍の手先になっていたことだ。あれが馬賊を率いて日本軍に立ち向かうのなら、もっと格好いいのだが。
 川島芳子のような人間がまたこの世の中に出てきても困るが、それでも今のつまらない時代には面白い存在だ。こんな暗い世の中、インテリのペシミズムなんてなんの役にも立たない。それよりアホなオプティミズムの方がよっぽど世の中のためになる。こんな破天荒なスーパーマン、いやスーパー・ウーマンが出てこないかなぁ。