どうも腑に落ちないがアメリカではあまり評価されていないアルバムらしい。私は好きです。FUNKADELICの言ってみれば隠れた名曲の多いアルバムです。①は向こうの民謡をテンポの速いヘビーファンクで料理したもの。②、このディープなことディープなこと。泥酔した男が昔の恋人を思い出して妄想に走っているような感じ。怖い。怖いが素晴らしいスローファンク。アルバムタイトル曲はお得意の泥臭ギターぷんぷんロック。
その他にもおちゃめな軽ファンク③や、雰囲気よろしいラブソング⑤、ライブバージョンがお得な⑥、ギターが悪魔的におどろおどろしい⑦など聴き所満載である。
そして極めつけがクロージングナンバー⑧、バーニーが最高のメロディーを弾いている。夜一人で聴いていると楽しった昔を思い出して胸が痛くなってしまう、といった感じでまあ素晴らしい。
派手さはないが中身の詰ったアルバムです。