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不機嫌な果実 (文春文庫)

価格: ¥670
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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悪い女 ★★★★☆
「夫と姑に不満から他の男に走る」というのはもう不倫ドラマの定番ですね。夫からは女として見られず、セックスを拒まれ、姑はうるさい。女はどんどん、たまってゆくわけです。
 しかも、出てくる人物はみんなそこそこ金持ち。バブル。トレンディドラマ。
 主人公の麻也子はかなりの悪い女ですが、共感できるのが不思議です。(自分が女だからでしょう)ただ、もう少し、複雑な人間関係を期待してしまいました。物語の流れは麻也子ひとりの感情で動いている感じがします。夫も少しもいいところがなかった。
 これを読んだのは2008年ですが、読んだ後、金曜日の妻たち、とか、誰にも言えない、とか、ああいうドラマが観たくなりました。(この作品もドラマ化されているらしいですが)
男よ感性を磨こう! ★★★★☆
コウイチにならぬようマヤコな女を選ばぬよう感性を磨こう。
読者の大半が女性と思われますが、林まりこワールドのクネクネした描きようは慣れた後ややクセになる。 女性の求める欲望を理解しようと試したが、はまってしまった。

29歳男性
永遠に飽き足らない ★★★☆☆
主人公は常に不満を持っている。恐ろしく自分中心に世界が回っているところや、それに気づかず限界を知ることなく自分に都合よく解釈し欲望に流されるところ、どんな場面でも頭を働かせて自分の立ち位置を確保する狡賢さ、などが女なら多かれ少なかれ共感を持てるところだと思う。ただ、一貫してこの性格につきあいながら、段々とそれが色濃くなっていく様子を読み進めていくと、後半は息切れした。欲張りはほどほどに。
不満に立ち向かう哲学 ★★★★★
主人公麻也子は決して満足することを知らない、いつも自分は損ばかりしている人間だと思っている、との指摘が複数ありました。なるほど、隣の芝は青く見える、自分から求婚を断った醜男でも金持ちの弁護士だと突然惜しくなる。彼の婚約者に会ったこともない癖に先入観でいちゃもんつける。
彼女にローマの哲学者セネカの言葉を教えてあげたい。
「すでに所有しているものに不満を感じるなら全世界を我が物にしても不幸だ。(松枝史明、マーフィーに訊けーORIJIN社より)
それにしてもこの物質主義。彼女は、ブランドには詳しいが、文学には興味がなく、高等遊民ということばさえ知らないしまつ。
人の欲望はキリがない ★★★★★
 麻也子は1つ願い事がかなえられると、その現状に満足できなくなり、新しいモノを欲しがる。 人間の際限ない欲望をよくあらわしていると思います。

 人間の黒い部分が見れておもしろいです。 結構一気に読める良作だと思います。
処女紅海堂 ★☆☆☆☆
すっげー馬鹿小説。という印象しかない。なんだよ、女ってこんなにばかなんかよ、って思ってしまう。けどあまりにあほらしすぎて、元気ないとき(特に失恋のときとかね)に読むと、なんだこんなんでいいのかって元気でる。から、ある意味おすすめの一冊。
小菊書房 ★★★☆☆
真理子さんの書くベットシーンは・・うん、けっこう好きかも・・。(笑)
ガンマンは人を信じるな ★☆☆☆☆
私は女の子に縁がなかったのでこの本で頭の中を整理してから挑みました。
恋愛道場 ★★★☆☆
これではまり始めた方も多いのでは?林さんってなんてドラマにしやすいものばかりお書きになるんでしょうね。
A6の快楽 ★★★☆☆
これを読んだ著者の知り合いの中年男性が「女の人は二人の男を同時に愛するなんてことできないんだよ」と言ったそうな。なんで男がそんなことを決めつける?! 実に端的なエピソードではありませんか。林氏の主張には、個人的に共感できかねる部分も多いのでこの点数ですが、男性諸氏は食わず嫌いをしたり頭から否定してかかるよりも、まずは冷静に読んでごらんなさいまし。
ときめきブックカフェ ★★★☆☆
人生の女性として実りある時期に
ちゃんと女性として意識されていますか?
麻也子はそんな疑問を夫に暗に問いかけながらも鈍感な夫にいらだちついに新しい恋に走る…
さてその結末は?意外なのかこんなものなのか?
本の中でこその冒険かもしれないけれど、いざ出発!
うそつきピノキオ書店 ★★★☆☆
映画を観て少し残念に思った。だってヒロインが綺麗に描かれていないから。もっと小悪魔的魅力のある人だと思う。麻也子って・・・。
Spice and Sugar ★★★★☆
私も結婚したらそういうこと1度は考えるのかな。
綾香の「恋」「仕事」「子供」 ★★★★★
ま、尊敬できる種類の恋ではありません。でも「不倫」はやってみるべき恋のパターンではある。
Tea Time ★★★★☆
映画&ドラマ化された有名な著書ですね。しかし真理子さんのお話の主人公はどうしてこうも欲張りな人が多いのでしょうか・・・。
楽本屋 ★★★★☆
世の男性に衝撃をあたえた本作。
南果歩主演で映画化されました。