12年前に発行された新書の文庫版です。
この作品の読みどころは何といっても攻の情熱的な愛情表現にあります。攻曰く「魂からほとばしり出る」のだそうです。
ノンケ年上の男前相手に「ぼくの天使」「花の顔(かんばせ)」「マイ・ラバァ」等々。果てしなく、感心するくらいに愛のマシンガントークが炸裂します。。。そんな攻ですが、受の意思をそれなりに尊重するあたりが良い感じなのです(よって痛い表現もないです)。
ちなみに書き下ろしの短編は、一巻は十年後くらいの主要キャラを間島視点で追ったもの、二巻は十年後くらいの二人の何気ない日常(?)という感じになっています。