平凡だが参考になる一冊
★★★★☆
強烈なタイトルに比して内容は平凡だ。しかし、一読の価値はある。本書を購入する人は対人関係に自信のない人が多いと思うが(私もそうです)、「嫌いな人となるべく接しろ」「どんな人間関係も切るな」等、基本的なことができていないからそうなったのではないだろうか?その様な意味で本書を読んで、自身を内省する契機にはなろう。
また、ビジネスマンは腕時計を買え、スーツを新着しろ、等面白いトリビア(?)も紹介されており、参考になる(その理由は本書にて)。
著者は心理学者で、全体的に励まし系の内容が多く(意外にこの系統の本は罵倒系も多い)、読んで元気になる一冊だ。(ただし、対人関係が苦手なのは数十年「サボった」からであり、一冊の本を読んだだけで挽回できるというのは甘すぎる。その点を肝に銘じること)