むしろ少年漫画
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少女漫画の金字塔として有名な本作品ですが、男性の自分が読んだ印象として、内容は限り無く少年漫画の熱さのある作品です。
実生活で目標を失ってる人、挫けそうな人、夢に向かう事が辛くなってる人、是非一読して下さい。
漫画ならではの、漫画でしか表現出来ない熱い世界があります。
日本が生んだ漫画文化、未来の子ども達へ残すべき漫画の一つと言えるでしょう。
遅ればせながらまとめ読み
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もう何十年も前に始まったお話がまだ完結していないので、読むのを避けていたのですが、薦められて読んでみたところどっぷりはまってしまい、発売している文庫版を大人買いしてしまいました。今の漫画にはない魅力的な内容で止まりません。しかし!いつになったら次の巻が出るんでしょうか。もっと早いペースで出版してほしいですが、それは無理そうですね・・気長に待ちます。
《演技力》という名の力。
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《演技力》とは、簡単に言えば《嘘をつく力》である。現実問題として、世界で一番演技力があるのは、やっぱり《詐欺師》だろう。でも、社会の中で円滑に生きて行くためには、この《演技力》が必要不可欠なことは、確かである。本作は天才的な《演技力》を持つ一人の少女が、その《演技力》を武器にして社会的成功を収める《サクセス・ストーリー》であり、裏返して言えば、社会で成功を収めたければ《演技力》が必要不可欠であることを描き出した、作品でもある。嘘をつくのが非常に下手な私にとっては、是非、見習いたい傑作です。
今さらですが読んでみました
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いつか読んでみたいと思いつつ、なかなか手を出せなかった伝説の一作。
ついに読み始めたのだが、下馬評どおりの面白さ。
文字通り寝る間を惜しんで一気に読んでしまった。
作品のドラマチックさはいうまでもないが、「紫のバラ」「泥まんじゅう」など、小物すら一つひとつ味があっていい感じ。
いや、味があるというより「凄み」がある、というべきか。
この1巻のマヤが海に飛び込むシーンとか、亜弓さんがマヤを追い落とした女優に舞台で復讐しようとするシーンなどは、感動するというより、思わず背筋が寒くなる、という感じだ。
月影先生の「ホーッホッホッホ」の高笑いも凄みがあります(ある意味笑えるけど)。
この作品を読んで真澄さまにあこがれない女子はいないんだろうなーと、男性の自分ですら思ってしまった。
個人的には読み進めているうちに、マヤよりも亜弓さんの方に感情移入。
あの娘の生真面目っぷりには泣けてきます。
炎のように壮絶な女優魂
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私はこの漫画が大好きです。
少女漫画だからといい芝居の厳しさに容赦はない本当に凄い情熱………。
この北島マヤという少女にはこれ程の情熱があるのかとハマります。
女優さんを目指している方は是非読んで下さい。