[舞台あらし1]「嵐が丘」主役の少女時代役に抜擢されたマヤ。舞台は好評だが、月影千草が心臓発作で危篤状態に!奇跡的に生還した千草はマヤを「紅天女(くれないてんにょ)」候補に指名したが…。
劇的な展開
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小野寺の陰謀で「ジーナの5つの青いつぼ」を1人でやることになったマヤは、小野寺の思惑とは逆に観客から大喝采を受けることになりました。しかし、コンクール出場のルール違反と言うことになり劇団月影は事実上の倒産状態に追い込まれることに・・・ 何とか芝居をやりたいマヤは映画のオーディションを受るが落選し、ちょい役として出演することになりました。
この巻では色々な役をこなし、芸域を広げていく主人公の活動が生き生きと描かれています。どんな逆境でもあきらめないたくましさに見ていて元気づけられます。
バイブル
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私が高校生の頃、演技をする人たちにとっては「ガラスの仮面」が永遠のバイブルでした。どの劇団にも置いてあった記憶があります。マヤの才能のすばらしさは読んでいて快感でしたし、それにも勝る努力に「私も何かやらなくちゃ」という妙な焦燥感を今でも覚えています。今も本棚にありますが、時折読んで自分を奮い立たせることがあります。読んでいない方は是非!
ガラスの仮面シリーズは何度も読みたい名作です。
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現在もまだ完結していないこの物語は、何年たっても色あせることなく、人を惹きつけてやみません。
少女漫画を読むなら、避けては通れないこの漫画。
平凡そうで素晴らしい才能を持った少女、そして恵まれた環境にある美貌の宿敵。汗と涙と青春と、そして愛の物語です。