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ニコマコス倫理学〈上〉 (岩波文庫)

価格: ¥903
カテゴリ: 文庫
ブランド: 岩波書店
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汚れた社会で活きる思想 ★★★☆☆
汚れた社会で活きる思想「徳」とは? 幸福に生きるとは? 人間にとって最高の善い状態とは?

これらのテーマに使われる言葉の意味するもの・定義によって、考え方は人それぞれだと思いますが、西洋文明に影響を与えた哲人アリストテレスの考えたことを追体験してみてください。

私は、哲学の古典中の古典に触れておきたくて読み始めましたが、なかなかうまく読み進められずにいました。

しかし、抽象的な言葉や概念の並ぶ中で、自分自身の経験とか好みとかを手がかりに読んでいけば、意外と先に進むものと思えました。気づいた時には、アリストテレスの生徒になっていました。

抑制とはなにか? どのように抑制した場合、適度といえるか、など抽象的な思考が多い印象を受けましたが、このような考え方は色々な場面で活きてくるのではないかと思えます。

項目ごとに、断片的に書かれているので、暇な時にパラパラめくるような読み方にも適しています。枕元に一冊置いておけるような本です。
『知の世界遺産』 ★★★★★
 気が引ける位の偉大な遺産にレヴューを書くのは愚かかもしれないが、今だ現代においても、やはり重要である以上、行なうべきだと小生思うので、市井一般人の立場から、推薦文をものしたい。
 改めて言うまでもなく著者アリストテレス(BC384-322)は、誰でも一度は耳にしたことのある偉大な哲学者だ。その数多くある優れた特徴のうちの一つは、「ものごと」の「分類」を細かく行なう事と、その重要性を教えてくれたことにあるだろう。本書にもそれが見て取れる。つまり、「巻」、「章」の区分が、きめ細かい。時に混乱してしまうかもしれないが、ポイントを押えておけば大丈夫であろう。
 本書は「倫理とはなにか、そしてその実践」が説かれており、上巻では『序説』、『幸福』、『倫理的な卓越性(徳)についての概論』とそれら『各論』、『正義』、『知性的な卓越性』などに触れられている。一読するために必要なポイントは、目次に掲げられているので、見失ったときの大切な地図となるだろう。
 文体そのものは、案外取り付きやすいので、とても嬉しい。
 『…知識がではなく、実践が目的』(p19より)を意識して書かれた賢人の言葉を、「倫理の崩壊」が叫ばれるこんにち、今一度噛みしめてみよう。古くても、ずば抜けた才能をもっていた、アリストテレスという「一個人」が教えてくれることは、案外現代的でもあると、小生は感じた。
面白みの無い文章 ★★★☆☆
アリストテレスの代表的な倫理著作である本書は、彼の本らしく、叙述そのものはかなり退屈に感じました。ただ予備知識が無くても、ある程度、内容を理解できるという点で救われます。訳文に問題があるのかどうかは、原書を読めない自分には到底わかりませんが、プラトン・ルソーのような文学的に歯切れの良い文章を期待すると痛い目にあいます。彼の倫理学説のみを知りたいのならば、この本を読むよりは、アリストテレスについての概説書を読むほうが手っ取り早くて、面白いかもしれません。
中庸 ★★★★★
中庸という言葉は妥協という言葉に誤解されて使われやすい。
弁証法で研ぎ澄まされたバランス感覚にこそ、理想と現実の接点があるの
だろう。
インターネットにあふれる人間の醜い姿にうんざりした人には、倫理の大切
さを思い出して欲しい。
森のゆめ書店 ★★★★☆
アリストテレスの考える、市民社会の正しさとは。
駆けつけ一冊 ★★★☆☆
この本は、アリストテレスが自分の息子ニコマコスのために書いたものなんだそうです。親が子供に書くくらいだから、大事なことがいっぱいあります。読んだら確実に人生深まりますよ。
じっくりじっくり… ★★★★☆
焦らず、じっくり読んでいます。