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八十日間世界一周 (岩波文庫)

価格: ¥1,101
カテゴリ: 文庫
ブランド: 岩波書店
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これも傑作だな。 ★★★★★
とにかく、アイデアが秀逸だね。時間が決まってるって所が最高にシビレる。いやがおうにも、ハラハラドキドキする。乗り物も、色々出てきて楽しい。日本で、パスパトゥが曲芸師のような芸当をやるシーンは思わず笑った。これは、映画だったか原作だったか忘れたが。それと、映画の方だがスペインでの闘牛シーンも面白かったな。この作品も、映画と原作はどちらもすばらしい。「80日間世界一周」と「地底探検」は、本当にスゴイ作品だ。
こいつも大傑作だな。 ★★★★★
「海底二万里」「地底旅行」そして、「八十日間世界一周」はジュール・ベルヌの三大傑作じゃなかろうか、と思う。確かに他の作品も、面白いのだが、この三作のうちのどれかが必ず映画のネタになってるような気がする。(何度もリメイクされてるし・・・・・・)この、「八十日間世界一周」は、惜しげもなく豪華なキャストをふんだんに無駄使いしてる所が、非常に良いな。当時売れっ子だったスターたちを、チョイ役でださすなんて・・・ある意味スゴイな。いったい何十人・何百人、もしかしたら千人位の有名人・エキストラがでていたかもしれないな。酒場で、ダンスするシーンなんか、すごくかっこよかった。あと、パスパトゥが、闘牛をするシーンは、すごく可笑しかった。時間がきまってるからもうハラハラドキドキの連続だし・・・。警部に捕まった時は、万事休すかとガッカリしてしまった。でも、一日ずれててよかったねで、めでたしめでたし。「地底旅行」と、「八十日間世界一周」は豪快な設定が非常に良い。どちらも、亜流映画がだいぶ作られてるが、本家には足元にも及ばない作品ばかりらしい。亜流が作られるって事は、やっぱり大傑作って証拠だよな。あー、冒険てすばらしい。
フォッグ氏最高!!! ★★★★★
ベルヌの主人公全体に言えることですけど。本当に主人公がすごい!!

どんな困難に陥っても絶対諦めない。不屈の精神で地獄のふちからでも這い上がってくる。

フォッグ氏はかなり変人として名が通っている人間です。お金持ちですが、機械的で、頑固、非社交的です。でもなんというか人の道を絶対に踏み外さない意思の強さを感じる人ですね。奴隷となっていたアウーダ婦人を助け、破産を承知でパスパルテューを助け、後に彼を間違って逮捕するフィッグス警部を援助してやるなどなど・・・。また日常ではホイストって遊びで儲けた金を慈善事業につぎ込むなどなど・・

彼の人間的魅力に私はくらくらですわ(笑)。ただ本当に困難に挑戦する人間の姿ってかっこいいです。子供も大人も絶対読むべき!!。どの世代の人間も忘れてはいけないことが熱い言葉で(例え、翻訳されていてもベルヌのすばらしい名文はすこしも損なわれていません)語られています。

お金を使わずに世界一周 ★★★★☆
イギリスの紳士、フォッグ氏は、革新クラブのメンバーとある賭けをします。それは「80日間で世界一周する」というもの。
あまりの突拍子もない内容にメンバーは全員「不可能」に賭けます。もし達成できなければフォッグ氏は破産してしまうのです。
話の展開が速くて、「次はどうなるの?」と 終始はらはらどきどき。
常に冷静で感情を出さないフォッグ氏と、主人に誠実だけど不器用な下男のパスパルトゥー。パスパルトゥーの失敗のせいで危うく日程が狂いそうになっても、フォッグ氏は怒ることもなく冷静に対処していきます。
旅の途中で、命を助けたアウーダ夫人と、ロンドン警視庁のフィックス刑事も加わって話の展開を面白くしていきます。
訪れた国の描写も面白く、日本の描写などは「こんな風に見られていたのか」とちょっと苦笑い。物語の最初から最後まで一貫して冷静で、しかし本当は心の優しいフォッグ氏には「イギリス紳士とはこういうものか」とちょっと惚れてしまいそうに。
部屋にいながら世界一周の冒険に出られる小説です。
いまさらだけど・・ ★★★★☆
この話は、約100年ほど前に書かれた小説です。したがって、この話に出てくる話の内容も、かなり古いものですが、(たとえば、中国人のアヘン乱用とか、アメリカで、たびたび機関車を襲っていたスー族など)それでも、なかなか面白かったです。

特に、パスパルトゥーの日本に対する見解が、当時のヨーロッパ人が持っていた見解のようで、なかなか興味深かったです。
これを読んだだけでも、世界一周をしたつもりになるかも?