インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

龍の右腕、Dr.の哀憐 (講談社X文庫きD- 14―ホワイトハート)

価格: ¥609
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
シリーズ箸休め。 ★★★★☆

主役は脇役のリキ。
彼の過去、初代松本力也と清和の関係、リキの清和への忠誠心の理由など少し過去を眺めた話になっています。
これまでの抗争とかヤクザは何たるか・・・とは毛色が違っていて緊迫感はありません。
その分日常会話だったりしょうもないセリフが多かったりとつまらなく感じる人も多いはず。
まあシリーズをずっと読んでいるならその延長で何も考えずに楽しめるのでしょうが、そうでなければBLとしてもヤクザ物としても物足りないはず。中途半端な話ですから。

シリーズの箸休め的な位置づけ。
リキが好きならばリキの過去を暴く!で期待感はあるけれど、彼はどこまでも表情を崩さないので読者にも彼が何を考えているのかもう一歩自分の本音に忠実になるのか不明。
そこがリキの魅力ですが。
なおかつ、この本、清和のセリフがほとんどない・・・いつもないけどこれも極端に少ないです。
主役なのに言葉なしの存在感。高倉健か、きみは・・・。
新展開です ★★★★★
前作で一区切り着いたため、まさかこれで終わり?と心配になっていたところでした。
早くも次のエピソードが出てきて一安心です。

Dr.の変わらぬ嫉妬深さ、龍の視線をそらす照れ、組員の振り回されかげん、と、Dr.はますます最強の姐になっていきます。
リキの過去からの新たな登場人物、リキの今に惚れる周囲・・。奈良千春さんのコミカルなイラストがよく似合って楽しめます。もちろんDr.と龍のイラストも。Dr.は色っぽくなったみたい。

ショウや京介、信司達と彼らに関わる新登場の人達の気持ち、そして祐の計算も良く解ります。
次がどのようになっていくか、わくわくします。

ゆっくり ★★★★☆
前の本から間を置かずに新刊が出たのはうれしいけれど、もう1カ月延ばしてゆっくり書いてもらってもかまわないのに。と、ちょっと思った。私は氷川先生と清和君と舎弟のみんなが好きなので楽しかったけれどね。他のシリーズと微妙にリンクして、一人一人の登場人物にそれぞれ背景があるから、読めば読むほど面白い。だから急がなくてもいいと思う。
小休止 ★★★★☆
藤堂との対決から数日後…

藤堂の魔の手?から無事に逃れた氷川先生ですが、今度はお馴染み真鍋組の構成員達に男難の危機が?!

長かった藤堂との話がひとまず終わり、小休止にぴったりハイテンションな展開で清和君のかわいい舎弟達の受難っぷりに爆笑です。
京介の勤め先、ホストクラブ・ジュリアスの様子と前作でちょっぴり登場していたジュリアスのオーナーもしっかり出てきます。

後半からはシリアス色もまじり、タイトル通りの真鍋の虎ことリキの過去が明らかに…

新しい登場人物も加わり、これからがますます楽しみな龍とDrシリーズ最新刊です。

ちなみに氷川先生は相変わらずの妖精さんぶりですが、今回は作品全体として明るく楽しくまとまっていると思います。
そもそも樹生さんの文章といい、ストーリーといい万民受けするものではないので…
賛否両論あるでしょうが、面白かったので、☆4つです。
シリアスな作品のイラストが多い奈良さんのコメディタッチの挿絵もマッチしていい雰囲気ですよ。