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螺旋のゆくえ―富士見二丁目交響楽団シリーズ〈第6部〉 (角川ルビー文庫)

価格: ¥500
カテゴリ: 文庫
ブランド: 角川書店
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このジャンルでは今一番お気に入りの作品です ★★★★★
最近になってBLと言うジャンルに出会ったのですが、とにかく内容が面白い。どんな作品でも中身のない作品程つまらないものはないですから。一気に全冊購入して、一気に読んでしまいました。それも3巡も。ついでにドラマCDとコミック、ビデオまで全て購入。まったくはまってしまいました。私としては珍しい心酔振りです。本は文芸書からミステリー、なんでもござれでかなりの濫読、日に5〜6冊ぐらいは読破してしまいますが。今のところこのシリーズが一番のお気に入り。自身は詩とエッセイを刊行していただいたりしておりますが、まだ小説を手掛けた事はありません。自分では書けない作品に非常に興味をそそられています。続刊を非常に楽しみに待っています。
久しぶりに ★★★★★
フジミ新刊を読み終わった後に「あー!面白かった」と口に出したのは何巻ぶりでしょうか・・・。
今回はあえてラブシーンを封印なさった印象でしたが、よかったと思います。
それにしても悠季がかっこよくなったなあ〜。
というかかぶってた猫をやっととっただけ?(笑)
晴れて一流の音楽家同士として対等になった二人が、
これから仕事と私生活を、どういうふうに折り合いをつけていくのか興味がわきました。

読みながら、やっと素直に面白いと思えるフジミが帰ってきた・・・というしっくりした気持ちと、
まだまだフジミは面白くなる!という希望が持ててでうれしかったです。
次巻はちゃんと発売日に買いに行きます(笑)
イヤー、面白かったです! ★★★★★
 「嵐の予感」に収録されている外伝「雪嵐」の顛末なんですが、いつ書かれるのだろうかと期待して待っていましたので、面白かったです。
 悠季と圭の大バトルです。M響で圭のタクトでシベリウスの「バイオリン協奏曲」を共演することになったんですが、うまく合うだろうという二人の思惑ははずれて……。圭の言葉に深く傷ついてしまう悠季。
 ほんと、悠季も成長したんですねぇ。講師の仕事もばっちりこなしているみたいで。そして、圭は……。なんかにんまりして読んでしまいました。とにかく、圭の登場場面が多くてほっとしたのです。
 さすがにこういう心理描写巧いです。ブリリアントの公演も生島高嶺プラスで決まったみたいだし、次号を期待しています。
久々の快作! ★★★★★
文庫『嵐の予感』収録の外伝《雪嵐》での悠季と圭の初大喧嘩を中心とした一冊。最近のフジミシリーズで悠季があまりに女女しててもうなんかなぁ…と、だけど長年好きで読んできたシリーズだから仕方なしに受けとめてきましたが…今回はよかった!やっと雄々しい悠季が見れました!そして圭の悪意の無い無神経さとそれを自ら反省する可愛さ!
仲直りする下りもよかったですよ〜。男なのに受けであることへの後ろめたさと恥意識を語る悠季、ツボでした!懐かしいの第一部を彷彿させます。恥があるからこそ、エロが増しますから! 圭の告白もツボでした!17歳の圭のそのシーンをぜひ事細かに読みたいところですが…気持ち良かった下りをね♪
また名脇役になってきた由之小路くん視点の恋話もいつか読みたいですね。
悠季本人は『可愛げがなくなってきた。』と自身の事について言ってますが、作を重ねるごとに成長する二人の関係を味わえる幸せ。がんばって読み続けてよかったと思わせてくれる一冊でした♪