論語を身近に感じられる書
★★★★★
これまでも論語に関する本をちょこちょこ手にとっては最後まで読み終わることなく、書棚にたまっていく感じでした。「親から子供に伝える」という視点のタイトルを目にしたのははじめてで、著者のことは全く知らないまでも、とりあえず買ってしまった感じです。が、読み始めると今まで読んだ論語本とは異なるパワーを感じました。句の意味を平易に解説してくれているのはもちろん、その背景にある孔子の人柄や考え方、時代背景など、さまざまな情報がわかりやすく述べられ、深い内容を楽しく読むことができました。「学びて時に之を習う〜」この本を読んで感じたことを子供に伝えるとともに、自分自身もしっかりと”習う”行動につなげていこうと思います。