以前、初版を定価で購入し一度手放してしまい、
今回はやはり気になり再購入を致しました。
廃墟に興味がある初心者さんにも
廃墟のイメージが伝わりやすいと思います。
廃墟にあまり興味がなさそうな方に
見せた所「綺麗だ」と一緒に見てくれました。
ほぼ写真のみのシンプルなこの写真集は
各人に様々な自由な発想を
与えるのかもしれません。
賛否両論のある著者さんの写真集で
ありますので、私自身は
満点は付けがたいです。
コントラストが強めのせいか
幻想的な廃墟写真集です。

コントラストをきつめに補正してあるみたいで、そのせいもあり眺めていると意識が現実から乖離していきます。
たまに眺めてインスピレーションの源として利用する、お気に入りの一冊です。

本屋で立ち読みして気に入ったので、注文しました。前半は鉱山や工場、炭鉱が多いのですが、途中から病院やレジャー施設も出てきます。全体的に鉱山系が多過ぎると思ったので、私としては星4つです。でも、切り取って絵葉書にしたいような写真や、私の家から近い廃墟などもついていたので、見ていて面白かったです☆

購入したのは偶然入った古本屋。
ちょっと立読みして、すぐに購入しました。

古びた模型や、よく分からない機械が好きな人は、
ワクワクしてたまらないと思います。

時間を経て、
機械や建物は、ただ朽ち果てていくけど、
草木は、うっとおしいほどに、生い茂ってて、

普段当たり前に見かけているはずの光景なんだけど、
なんだか、この写真を見ると、
その鮮明さに、ドキドキしてしまいます。


写真の“色”が強烈に映し出されているので、
錆びの表現や、朽ち果てた外壁の質感など、
模型を作る上では、非常に参考になるところが多いと思います。

廃墟は、心の奥に共鳴しているような気がする。
「全肯定」みたいな感じかもしれない。
善も悪も、美も醜も、全てを受け入れ、内包しているような・・・。

廃墟写真は、虚無感や不安感をかきたてたり、過剰に感傷的なものも多いが、
この写真集は、廃墟と自然光や水、樹木や雑草との調和が不思議に心地よく、むしろ、どこか安らぎさえ感じる。
鉱山や炭鉱跡など壮大な写真も多く、廃墟をモチーフにした風景写真集とも言える。

過去と現在が交錯する空間・・・そこは、日常から切り取られた異界。
そっと、訪ねてみてください。

完全写真集だったイメージ、 もっど現場の状況や説明があればよかったが・・・ じっくり読んだり読み返しはない商品だなと思った。