「Last Of The Blacksmiths」「Where Do We Go from Here」「River Hymn」は、最初の2作を特徴づけていた素朴な郷愁の念を取り戻そうとして、いじり過ぎている。また「Smoke Signal」「Volcano」などの曲はいつのまにか忘れてしまいそうだ。だが、リチャード・マニュアルとヴァン・モリソンの騒々しいデュエット「4 per cent Pantomime」と一風変わった「Moon Struck One」のおかげもあり、ザ・バンドの曲を深く聴きこもうとするファンにとっては興味深いアルバムになっている。(Steven Stolder, Amazon.co.uk)