ベルクソンの本からの引用は、かなり少なめ。やさしく(?)噛み砕いて説明してある部分が大半です。読者に話しかけるように、そしてCOOLではないけど、許せるユーモアを交えながら、書かれています。豊富に「日常での実例」があり、理解を助けます。
門外漢です。ベルクソンの言っていること、筆者の言っていることを、完全に理解は、できませんでした。ところどころWHY?という部分も残ってます。しかし、一部でも知ることができて、良かった、世界が広がった(?)かな?という印象です。ちょっと世界の見方が変わったかな?また、考えるヒントや糸口をもらった気がします。
巻末の参考文献も参考になりました。
個人的には、筆者の文体と内容に「ハマリ」ました。終わるのが惜しい本でした。もう少し分量が欲しかったです。