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中学受験 塾に頼らなくても合格できる!

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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開成がダメなら地元の公立でもいい、という人にはオススメの本 ★★☆☆☆
過去問対策は確かに大切です。
というか司法試験なども含め、「受験」とはそれが全てでしょう。
そしてそれを、なぜか大手塾が親身に指導してくれないのも事実です。

ただ、最近の中学受験生は一人で5・6校は受けます。
中学受験は大学受験や司法試験と違って浪人が出来ないからです。

「開成がダメでもせめて渋幕には受かりたい……」
「JGの失敗に備えて大妻の二次対策もやらないと……」

というのが大半の受験生親子の本音でしょう。

つまり「開成合格可能性30パーセント」の子は開成対策の他に、
渋幕対策、場合によっては江戸取対策もやらなくてはならず、
結局は全科目・全分野を満遍なく勉強する羽目になるのです。

しかし、そんな中学受験生を愚か者と笑うことがあなたに出来ますか?
全財産を分散投資せず、一つの銘柄に注ぎ込む度胸があなたにありますか?

確かに、行きたい学校の過去問分析をやり、無駄を徹底的に排除して、
出題が予想される分野だけを勉強しろ、というこの本のメッセージや、
「最後の賭け」を実行した親子の大逆転ドラマは魅力的ではあります。
しかし現実問題としてはかなりハイリスクと言わざるを得ないのです。

だいたい開成や灘や桜陰の過去問など、トライするだけでもスゴイことです。
ほとんどの受験生親子は問題の意味すら掴めないんじゃないですか?
それなのにそれをさらに「分析」しろなどとは無理な相談です。

こんなトップ校の過去問に正面から取り組める子は、たとえ偏差値40台でも、
もともと合格する素質があり、たまたま一回の模試で調子が悪かっただけ、
あるいは受験勉強をスタートする時期が遅かっただけなのだと思います。


開成が全国区で有名になる前は日比谷高校が日本一の高校だったそうですが、
進学率の低かった当時はガリ勉して日比谷とか目指すのは一部の秀才だけで、
そんな彼らも、『資本論』や『源氏物語』を読んで高校生活を送ったそうです。

で、大学への受験勉強はと言えば、教科書をマスターしてから過去問対策、
というのが一般的なやり方で、今みたく受験産業も乱立してなかったので、
塾や予備校で勉強を教わるという発想自体がなかったみたいです。

また開成とかの中高一貫校が有名になり始めた頃も、
一部の富裕層が2月1日に適当な中学を受験し、ダメなら地元の公立という、
ある意味大らかな、ある意味いい加減な時代だったのです。

そうした過去を踏まえれば、この本はそんな古き良き時代における、
「受験勉強」の原点を甦らせてくれた、とは言えそうです。

東大合格者数の覇権が日比谷から開成に移って数十年たちましたが、
伝統ある公立高校が戦前のような「中高一貫校」化してきている昨今、
開成などの有名私立校がこのまま安泰でいられるかは分かりません。

また最近の不況で、塾にお金はかけたくないが高い教育は受けさせたい、
そんなご父兄も増えてきていることでしょう。

あと何年かたって、実はスゴイ本だったということになるかもしれません。
志望校合格の為に! ★★★★★
志望校合格の為に様々な具体的な方法を教えて下さいます。
「過去問の参考書化」は目からうろこでした。社会が苦手だったわが子も、これで救われました。
読み返す度に勇気をもらえる本です。
目指す学校の過去問題を解く 、という手段を得た本 ★★★☆☆
「塾に頼らなくても」とあったので、塾を否定して合格できる手法が解説されているのかと思いきや、読んでみると塾否定ではなくて、目指す学校の過去問題を10年分は徹底的に解いて、分析しようというもの。
学校によって、それぞれ出る傾向があって、それを見越し対策し(出そうに無さそうなところは削って)絞った勉強をして 点を稼ぐという手段が あれこれ書いてあったように思う。

高学年になったら、もう一度読み返してみたいとも思うが、現在当家は(小3)
あたるも八卦の選抜した勉強より、確実に石橋をたたくがごとくの総勉強をさせておこうと、本を閉じた。

が、目指す学校の「過去問題」は、買いものカートにしっかり入った自分の行動を見ると、「過去問題集」販売の宣伝部長さんとして一役買っているなぁと苦笑い。
今の中学受験には300万 ★☆☆☆☆
ほどかかるそうだ・・・

となると確かに独学できればいいと思うし、東大受験なら可能でもある。

しかし灘や開成といったところは既に「プロ化」に近いので独学ではほぼ不可能。

もちろん塾に通ってれば成績は上がるなんてのは「まやかし」だが、

塾のメソッドや受験の本質を知らずに、「やったつもり」になってると

痛い目に遭う。

塾の学費は低学年は安く小5後半や小6、長期休みの講習で一気に学費を上げてく

る。よって学費の安い小4,5途中くらいで塾通いし塾の「メソッド」を掴んでから

小6で独学化するような手、あるいは親がある程度の学力を有していて

メンターとなり得る場合は良いだろう。

理屈としては正しいが、親がこの方法を出来るのかと言うと不思議である。


特に中学受験は時間勝負なので、本人でなく周囲がシビアに時間を「切る」必要があ

る。甘えの無い子ども、学力があり、自由時間のある親の場合のみできると考えて良

い。ケチっても良い結果にはならないし、それならいっそ受験をやめた方がいい。






実践会のエッセンス ★★★★★
実践会の本は全て読んでおりますが、この本では更に切り込んだエッセンスが紹介されています。特に受験まであとわずかの受験生を持つ親の立場からすれば、第3章の理科・社会に対する取り組み方はためになりました。