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料理歳時記 (中公文庫)

価格: ¥760
カテゴリ: 文庫
ブランド: 中央公論新社
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日本に生まれた喜びをかみしめよう! ★★★★★
この本は、30年以上前に購入した。

移り行く日本の四季と、それにあわせた旬の料理が次々と紹介される。

白いエプロンを着た鎌倉夫人の案内で、日本の味覚を楽しみながら、四季をめでる。
自分が、日本に生まれてよかった、と思わせる本です。
料理本の域を超えています。

伝統的な和風家庭料理が中心ですが、時々ハイカラな洋風メニューも出てきて、レシピ本
としても、よくできています。

私にとっては、豪快男料理が得意な作家、檀和雄の「檀流クッキング」と双璧をなす、生涯、座右の料理本です。
母と娘 ★★★★★
残念ながら辰巳浜子さん生前の姿をワタシは知らない。知らないまま、娘である芳子さんの数々の著作にある母の思い出から想像するばかりでした。多分相当厳格なお母様だったのだろうと…。ところがこの本を読んで驚きました。解説に亡き荻昌弘氏が書かれている通り、竹を割ったような、気合の入った、それでいて相当茶目っ気のあるような、闊達な方だったようですね。意外。もう惚れましたわ。浜子さんに。でも、きっとそうした天才肌の母をもって芳子さん(とお呼びするのも恐れ多い気がする)は大変な努力をされたのだと思います。「味覚日乗」と併読をお勧めします。
親子二代から学ぶ家庭料理 ★★★★★
私が辰巳 芳子さんを知ったのは、雑誌「料理王国」でした。家庭料理とは?そして、食事とは?を問う彼女の文章、そして、料理のレシピに驚きました。次に「手しおにかけた私の料理」を書店にて目にし、購入。芳子さんが「はじめに」としてお書きになられた本の経緯読み、改めて、辰巳母娘の家庭料理への取り組みに驚かされたのでした。

 今回、母浜子さんの本が文庫として再刊されました。季節、そして、素材を題材とした文章は、綺麗で、四季の国日本を再認識させられるものです。食材への苦言も、母浜子さんから始まっていたのですね。母娘二代が取り組んだ家庭料理の深さにただただ感心するばかりです。