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なんて素敵にジャパネスク 〈8〉 炎上編 (コバルト文庫)

価格: ¥473
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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一気に読めます ★★★★★
コミックから入って、続きが気になって原作に手を出したクチでしたが
ストーリーはもちろん、一気に読ませる表現力にも特筆すべきものがあります。
途中で最後の方をちらっとでものぞいたりせず、読んでみてください。
長いストーリーを締めくくるにふさわしいすばらしい物語です。
他の作品も読んでみたくなりました.
「わたくし、女に生まれて良かった」(by藤宮) ★★★★★
「嬉し恥ずかしどたばた平安ラブコメディー」といった、従来の「ジャパネスク」のイメージを一気に吹き飛ばしてくれた「帥の宮編」。これはそのラストです。
前巻までは、ヒッチコックさながらの「追う側が逆に追いつめられるが、ついに一発逆転に成功」といったスリルとカタルシスを味わえますが、この最終巻ではまたまた大変などんでん返しが用意されています。
正直に言わせてもらえば、3巻から5巻ぐらいまでは話のテンポがもたついていて、読みづらいと感じる部分もあるのですが、6巻ぐらいから佳境にさしかかってくると、話の展開もだんだん加速してきます。この8巻までくると、もうプレスト。その分読者を飽きさせません。秘められた悲劇に向かって一気になだれ込んでいく様は痛快でさえあるほどです。
そして、読後にこう独りごつのです。「男はつらいんだなー」と。
型破りなお姫様 ★★★★☆
なんて素敵にジャパネスクシリーズ、大好きです。

由緒正しい貴族の家に生まれた瑠璃。貴族のお姫様といえば、家にこもって琴を弾いたり歌を詠んだりするのがあたりまえとされてきた。しかし!この瑠璃は違うのです。こっそり夜のお散歩に出かけたり、色々な事件に首をつっこんだり。

おてんばで、無鉄砲で、自分の気持ちに真直ぐで・・・。目を離したら何をしでかすか分からない、そんな型破りなお姫様なんですが、憎めないんです。
源氏物語の時代にも、こんなお姫様がいたのかもしれない、そう思わせてくれるお話です。