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舞姫(テレプシコーラ) (2) (MFコミックス―ダ・ヴィンチシリーズ)

価格: ¥620
カテゴリ: コミック
ブランド: メディアファクトリー
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とにかく迫力あり。ぐいぐい引き込まれます。 ★★★★★
おもしろい。
出会いのきっかけは、「テルマエ・ロマエ」で漫画大賞をとったヤマザキマリさんの「イタリア家族・風林火山」の中に登場していた漫画だったからなのです。森鴎外の「舞姫」となんか関係あるのかしらと思い、ちょっと興味があったのでアマゾンさんで調べてみたら、面白そう。早速2冊だけ頼んで読んでみると、期待を裏切らず、あっという間に読めてしまいました。
恵まれた環境の秀才と厳しい環境の天才。複雑に絡み合っていく人間模様と不吉な予感をにおわす登場人物達の表情。すぐに残りの巻を発注しました。山岸さんの独特の人間観察がすばらしい。引き込まれます。
ちょっと ★★☆☆☆
あらかじめ、内容を確かめず、小学二年生のバレエを習っている娘に読んでもらおうと思って10巻セットを買いましたが、1巻から3巻まで、ちょっと小学生に見せれないページが出てきて、とっさにカッターナイフでそのページを切り取るはめに。小中学生の親としてはよく内容をたしかめてから購入するべきでした。ふさわしくないページをはずしてから子供に与えました。
だんだん面白くなってきました。 ★★★★★
いよいよ、「バレエ環境に恵まれた優秀な子」と「バレエ環境に恵まれない天才的な子」が対面します。ここに娘千花への期待と、バレエ教師としてまたとない生徒を受け入れることができるかもしれないという、主人公の母親の葛藤も生まれてきます。そして1巻では身体的な問題でバレエをするのにハンディキャップがあると思い込んでコンプレックスにしてしまっていた主人公に意外な指導者が登場。姉妹ながら全く違う才能を見せる二人も見ていて面白いのですが、この巻ではだんだん生活苦がひどくなっていく空美をとりまく環境も変わって行きます。山岸先生の凄いところはいつも人間の心理的なところまであらわにしていくメソッドと、その明解なバレエの動きの描写です。あまり漫画などで描かれると、実際にはどんな動きなのか想像しにくくなる私でも、よくわかるくらいです。コンプレックスを持つ主人公、というのは「アラベスク」でもそうでしたし、親の期待と主人公の才能はすれ違っているみたいなところもよく似ているのですが、こちらのストーリーでは主人公がまだまだ幼いだけにこれからどう伸びるのか、とても楽しみです。
☆5じゃたりない―少女マンガの傑作 ★★★★★
『アラベスク』、『日出処の天子』、『天人唐草』・・・山岸涼子は、避けて通りたい現実を直視する、気骨のある少女漫画の巨匠であり続けた。今回『舞姫』を描くことで、彼女はさらに飛躍を遂げている。現代が抱える問題―母子関係・幼児ポルノ・ドメステックバイオレンス・バレイ業界の内実(実力があっても容姿が悪ければチャンスが無い)等をどこまでもクールに描く一方、山岸は、善悪の二項対立を崩し、複雑に絡み合う混沌とした問題を丹念に描いている。例えば主人公の空美は母親に幼児ポルノに出させられるが、その母は父に暴力を受け、その父も実は名門の家のプレッシャーに潰されていった、どこまでも救いの無い、皆心に傷を負った関係がさらにもつれ合うさまが描かれてれている。バレエや母娘関係を描いている点で、『アラベスク』や『天人~』を思い出させながら、そこから問題をさらに発展させている点で、従来の山岸ファンはもとより、初めて読む読者も作品にうならせられることになるだろう。文句無くお薦めの一冊である。
アラベスクに似ている…? ★★★★★
とても楽しみに読んでおり、続刊が楽しみです。
同じ作者のアラベスクも面白かったですがそれが典型的な少女漫画として
これは大人が読んで読みごたえのあるものになっています。
少女期にアラベスクを読み、今テレプシコーラを読んでいる私には感慨深いです。
優秀な姉、姉に期待する母、才能の片鱗を見せる主人公、主人公を理解する指導者、

そしてその指導者はライバルをも期待しているという事実、恵まれない環境でバレエをしているライバル。
今後ライバルはせむしの子馬をコンクールで踊るのではないか、ライバルはいいところまで行くがやはり足を引っ張られて表舞台から去るのではないか、と予想していますがどうなるでしょうか。